「入社式には、どんなネクタイが適している?」「入社式にふさわしくないネクタイもあるの?」。このように入社式にするネクタイについて疑問を浮かべる就活生の方もいるでしょう。
入社式に出る際も、服装マナーの理解は必要です。そこで今回は、入社式にするネクタイについて下記内容を解説します。
- 入社式に適したネクタイの色、柄、生地
- スーツやシャツとの組み合わせ
- 入社式におすすめのネクタイの結び方
これから入社式の準備をする方に向け、TPOをわきまえた適切なネクタイの選び方をお伝えします。この記事を参考に、周囲に良い第一印象を与える服装をコーディネートしていきましょう。
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入社式にふさわしいネクタイの特徴3つ
早速、入社式にふさわしいネクタイの特徴から解説します。
入社式は、装いで目立つのは好ましくない場所です。この前提を踏まえたうえで、下記3つのポイントを押さえて入社式のネクタイを選びましょう。
①落ち着いた色味のものを選ぶ
入社式にするネクタイは、落ち着いた色味のものを選ぶのが好ましいです。赤、黄色、ピンクなど、彩度の高いものはマナーとしてNG。同じ赤でも彩度の低い、えんじ色なら問題ないでしょう。
とはいえ、落ち着いた色味を選ぶときにトーンが低すぎる色を選ぶと、新入社員のフレッシュな感じがせず、地味な印象を与えてしまいます。
ネイビーや水色などスーツと合わせやすく、新入社員らしいさわやかな印象を与えられる色のネクタイを選ぶのがおすすめです。
②柄は無地やストライプが無難
入社式のネクタイの柄は無地、ストライプを選ぶのが無難です。
ドット柄も派手すぎないものであれば問題ないでしょう。無地を選ぶ場合は、シルクの生地を選べば光沢感があり、質素になりすぎることもありません。
入社式は目立つための場所ではないため、柄の主張が強いものは避けるべきです。どうしても柄物を身につけたい場合は、こぶりで目立たない柄のものを選びましょう。
③生地はシルクがおすすめ
入社式のネクタイの生地には、シルクがおすすめです。シルク生地は、ネクタイに慣れていない方でも結びやすく、解けにくい性質があります。
他にもコットンやニット、リネンなどで、おしゃれな生地のネクタイもありますが、季節を選ぶ素材であることと、個性的な印象を与えてしまうため、入社式のネクタイとしては適していません。
オールシーズンで着用でき、高級感があるシルクは、入社式のネクタイに適した生地と言えるでしょう。
入社式のネクタイはスーツやシャツに合わせて選ぼう

続いて、入社式のネクタイと他のアイテムの組み合わせについて解説します。入社式のネクタイを選ぶ際は、スーツやシャツにあわせ、色の統一感や全体のバランスを重視しましょう。
例えば、ブラック系スーツに黒ベースやえんじ色系のネクタイ、ネイビー系スーツにはネイビー色系のネクタイが適した組み合わせです。
逆に、ブラック系スーツに派手めな柄のネクタイなど浮いてしまう組み合わせもあります。柄物スーツに柄物ネクタイをあわせるのも、難しい組み合わせです。
もし、色物のシャツを着用する場合は、同色系のネクタイが好ましいでしょう。このように当日着用するスーツやシャツとの相性を考え、ネクタイを選ぶことが大切です。
入社式にふさわしくないネクタイの特徴2つ

続いて、入社式にふさわしくないネクタイの特徴を解説します。TPOをわきまえない装いをすれば、周囲からの第一印象を悪くしてしまうでしょう。
入社式のネクタイを選ぶ際、下記2つの特徴のネクタイは避けるべきです。
①色や柄が派手な印象
入社式のネクタイには、色や柄が派手なものは適していません。
入社式は、服装のセンスを披露する場ではないため、派手な格好をすると悪目立ちしてしまいます。装いで目立とうとするでのはなく、積極的なコミュニケーションで周囲と打ち解けることが好ましいでしょう。
そのため、ネクタイは色や柄が目立つものではなく、型も無難なレギュラータイを選ぶのがおすすめです。
②ブランドの高価なもの
入社式に、高価なブランドのネクタイを着用するのも好ましくありません。
あくまでも新入社員という立場のため、フレッシュに映るネクタイが好ましいです。入社式で高価なブランドのネクタイをしていた場合、先輩社員や上司となる方から「生意気そう」と悪い印象を与えてしまう可能性があります。
ロゴや柄が特徴的ではないものでも、見る人が見れば分かるため、入社式での着用は控えた方が良いでしょう。
入社式におすすめのネクタイの結び方3つ
続いて、入社式におすすめのネクタイの結び方について解説します。「就活でネクタイをするようになったけれど、まだ結び方に慣れていない…」という方も多いですよね。
ここでは、入社式におすすめのネクタイの結び方を3つ紹介しますので、コーディネートのバランスにあう結び方を選びましょう。
①プレーンノット
プレーンノットは、最も簡単でスタンダードな結び方です。以下の手順を見ながら、実際に試してみましょう。
- 首にネクタイをかけ、大剣(幅の広い方)を上にして交差させます
- 上にある大剣を、小剣(幅の狭い方)を軸に1周させます
- 1周させたら、大剣を小剣の裏へ通し、首もとの内側から入れます
- 1周させた際にできた輪に、先ほど首元から通した大剣を通します
- 大剣を通したら下まで引っ張り、結び目の大きさを調整します
- 最後に、小剣を引き、結びめの位置を調整すれば完成です
②ダブルノット
ダブルノットは、結び目が大きく、上半身にボリューム感を出したい人におすすめの結び方です。以下の手順を見ながら、実際に試してみましょう。
- 首にネクタイをかけ、大剣(幅の広い方)を上にして交差させます
- 上にある大剣を、小剣(幅の狭い方)を軸に2周させます
- 2周させたら、大剣を小剣の裏へ通し、首もとの内側から入れます
- 最後に巻いた際にできた輪に、先ほど首元から通した大剣を通します
- 大剣を通したら下まで引っ張り、結び目の大きさを調整します
- 最後に、小剣を引き、結びめの位置を調整すれば完成です
③ウィンザーノット
ウィンザーノットは、おしゃれさを演出すると共に、崩れにくい特徴のある結び方です。以下の手順を見ながら、実際に試してみましょう。
- 首にネクタイをかけ、小剣(幅の狭い方)を短めにとり、大剣(幅の広い方)を上にして、首元の内側からくぐらせます
- 通した大剣を、小剣側に1周させ、さらに首元の大剣側にも1週させます
- 外側から大剣を小剣の裏側へ回し、首元の内側からくぐらせます
- 3で作った輪の中へ、大剣を通します
- 大剣を通したら下まで引っ張り、結び目の大きさを調整します
- 最後に、小剣を引き、結びめの位置を調整すれば完成です
入社式でのネクタイピンの着用は問題なし
入社式で、ネクタイピンを着用することは問題ありません。
「アクセサリーとして見られてしまうのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、ネクタイピンは機能を備えているものであり、マナーの観点からも問題ないものです。
ネクタイピンをすることで、お辞儀の時にネクタイがずれるのを防止できるため、ネクタイピンの着用も考えましょう。
入社式には新入社員にふさわしいネクタイで参加しよう
今回は入社式に着用するネクタイについて解説しました。
入社式は、同期や先輩社員、経営層など、多くの人との顔合わせでもあります。そのため、悪い印象を与えないようマナーの理解が必要です。
新入社員らしいフレッシュな格好で、入社式から良いスタートを切りましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。