「就活が終わらない…」「内定が貰えなかったらどうしよう…」などと悩んでいませんか?
周りの友達が内定をもらい始めると、就活が終わらない自分に焦ってしまいますよね。
就活が終わらない人は、なぜ内定獲得につながらないのか、就活を終わらせるにはどう行動すればよいのかを明確にする必要があります。
そこで本記事では、就活がなかなか終わらない人の特徴や原因、対策方法を徹底解説!就活が終わる目安やデッドラインはいつかも紹介しているので是非参考にしてみてくださいね。
キャリアアドバイザー 早川
新卒でC-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして最前線に立つ。自身の就活で壁にぶつかった経験から、就活生の悩みに寄り添い、具体的かつ等身大のアドバイスを得意とする。
就活の内定時期は6~7月が目安!

就活が終わる時期は、志望する業界や企業によってさまざまです。しかし、周りの就活生が内定が決まり始めると焦ってしまうものですよね。
では、就活が終わる目安の時期は知っていますか?
大学4年生1,383名に行われたアンケートでは、内々定を貰った時期は大学4年生の4月までに34.7%、5月に23.5%、6月に29.2%、7月に11.1%となっており、累計割合で7月までに就活が終わった人の割合は9割以上です。
大半の就活生は大学4年生の春~夏までに内定をもらっていることになりますね。
参考:学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書(令和5年12月8日)
就活が終わらないとどうなる?内定のデッドラインを解説
就活が終わる時期は人それぞれですが、「結局いつまでに就活が終わらないとまずいの?」と思う人もいるでしょう。
この章では、ここまでに就活を終わらせておきたい「内定のデッドライン」や、就活が終わらないとどうなるのか、デッドラインを過ぎたらどうすればいいかを解説!
就活のスケジュールをもう一度しっかり確認しておきましょう。
就活のデッドラインは11月|秋採用を狙おう

先ほどの円グラフで示したように、大学4年生の6~7月までに内定をもらっている人は多いですが、デッドラインはもう少し先の11月。
というのも、春採用では6~7月あたりまでの採用活動ですが、秋採用を導入している企業は11月あたりまで採用活動を続けているからです。
6~7月までに就活が終わらなかった人は、秋採用を狙ってみるのも1つの手と言えますね。
しかし、11月を過ぎてしまうと採用活動を終了する企業も多いので、ゼロではないものの企業の選択肢はぐっと狭まってしまいます。11月までに就活を終わらせておきたいところですね。
就活が終わらない場合は就職浪人(既卒)になることも
就職浪人とは、大学在学中に就職先が決まらず、大学卒業後も就職活動を続ける人のこと。就活が終わらないまま時間が過ぎてしまった人は、そのまま就職浪人となります。
日本での企業の採用は、新卒一括採用が一般的なため、就職浪人となり既卒扱いになると、やはり新卒よりも不利になってしまうリスクが高いです。
なぜなら、既卒の場合は、転職を考えている社会人と同じ枠での採用となり、経験者が求められる傾向にあるからです。経験のある社会人と就職浪人とでは圧倒的なスキルの差があります。
しかし、既卒の場合でも新卒扱いで採用活動を行う企業もあるので、探してみると良いでしょう。
ギリギリまで諦めないで!キャリアアドバイザーを頼ろう
11月が内定のデッドラインとされていますが、11月を過ぎてしまったからといって就活を諦めなければいけないわけではありません。実はギリギリまで諦めずに内定獲得を狙えるんです。
とはいえ、自力で通年採用の企業を探し出すのは大変ですよね。春採用や秋採用と違って準備期間も短くなりがちなため、「すべてを自分1人でこなすのは無理…」と考える人もいるでしょう。
その場合は、キャリアアドバイザーに頼るのも1つの手段。キャリアアドバイザーは、マンツーマンで就活生を内定獲得までサポートしてくれる就活のプロ。
11月を過ぎてしまい、なかなか就活が終わらないと、自己分析や企業分析、ESや面接対策などの就活の見直しに時間が取られるため、通年採用の企業探しに時間をかけられないことも。
しかし、キャリアアドバイザーなら通年採用の企業探しを自分の代わりに手伝ってくれます。徹底した面接対策や、客観的な自己分析指導も充実していますよ。
就活が終わらない人の4つの特徴
それでは、ここからは内定が出ず就活が終わらない人の特徴と原因について説明していきます。
就活が終わらない人の特徴を知り、自分はできているかどうか確認しましょう。特徴・原因は多くは以下の4つです。
①自己分析が出来てない
就活では必ず行う自己分析。就活を始める際に一度やっただけにしていませんか?
自己分析は一度して終わりではなく、就活を進める中で何度かアップデートをしていくと良いんです。
自己分析をやり直す際のポイント
・エピソードに関して、自分がなぜそれを行なったのかを考える
・他己分析を行うなど、客観的な視点で考える
・マインドマップを活用する
最初に設定したものは、自分がやりたいことに対する認識を間違えていたり、企業に求めていることは何なのかをはき違えていることもあります。
もし自己分析を更新していない場合は、最初の自己分析のまま就活を進めるのではなく、そのときごとの分析にしていくと良いでしょう。
②周りに頼れず自分だけで頑張ろうとする
なかなか就活が終わらない人は、自分1人で頑張ろうとしている傾向があります。
就活は学生にとって今まで経験したことのないもののため、どうすればいいのか迷うことも多々ありますよね。そのため、そもそも就活は自分1人だけで完璧にできる人は少ないんです。
自分の力だけで頑張ろうとする姿勢や気持ちは素晴らしいですが、友人や家族、OG・OBはもちろん、就活エージェントに頼ったほうが上手くいくことも。
周囲の力も借りて就活をしてみるのも視野にいれてみてくださいね。
③振り返りと改善を行っていない
就活が終わらない人の特徴として、選考落ちしたあとに原因を研究していないことも挙げられますよ。
次に受けるのが別の会社だからといって、就活生に求められる能力は、どの会社でもある程度共通しています。
落ちた事実に落ち込んでも次の会社が内定をくれるわけではないので、落ちた原因を考えて改善することが重要です。
数だけをこなす形になっていないか注意しましょう。面談での振り返りや反省を行い、何がいけなかったか自分の欠点を把握することが重要です。
④大企業ばかり受けている
多くの就活生から人気の大企業ばかり受けている人も、就活は終わりづらい傾向にあります。
自分が本当にしたいことが大手企業でないとできないことなのかをきちんと見つめなおしてみましょう。
大企業だけでなく、規模の小さい会社や選考通過率が高い企業を受けてみると、就活での成功体験を積めるため、自信がついて来るはずです。
大企業以外で場数を踏んで就活に慣れれば、大企業での内定ももらいやすくなりますよ。
大企業は競争率が高いので必然的に落ちる可能性が高くなります。面接の練習もかねて中小企業も受けてみてはいかがでしょうか。
【自己分析編】就活が終わらない人向けの5つの対策
ここまで就活が終わらない原因について説明してきました。それでは、就活が終わらない現状を解決して、内定をもらうにはどうすれば良いのでしょうか。
まずは以下の5つの対策を実践してみましょう。
①就活エージェントサービスを使う
1人で就活を頑張っている就活生は、自分1人で考えすぎずに就活エージェントを活用してみるのも1つの手です。
就活がなかなか終わらずに不安になっている時期は、どうしても焦って視野が狭くなってしまったり、改善点に気づけなかったりすることも。
キャリアアドバイザーは、企業探しを手伝ってくれるほかにも、自己分析や企業分析の見直し、面接指導、就活の悩みの相談を受けてくれたりと、さまざまなサポートをマンツーマンでしてくれます。
一般的な就活エージェントでは、面談は3~4回ほどが平均ですが、カリクルエージェントでは7~8回の面談と手厚いサポートが受けられるんです。
1人で悩んでいる人は気になったら下のボタンから見てみてくださいね。
②自己分析や企業研究をやり直す
また、自己分析や企業研究のやり方を一から見直してみるのもおすすめですよ。
就活の中でも非常に大事な自己分析や企業研究は、一番最初に終わらせますよね。就活に不慣れな時期に行うため、不十分なことがほとんどなのです。
ESや志望動機の内容は、自己分析や企業分析が根本となるため、自分がどんな企業で何をやりたいのか明確にする必要があります。
一通り就活を経験した上でもう一度自己分析をしてみると、より充実したESや面接対策ができるようになりますよ。
③志望動機を見直す
エントリーシートや志望動機などの選考書類も見直す必要があります。企業や業界に合わない志望動機になっている可能性があるからです。
また、同じ業界の似た企業だからといって志望動機を使いまわすのは避け、企業に合わせて細かい部分は変更するようにしましょう。
企業に合わせる書き方が分からない人は、企業の特徴を交えて志望動機の高さをアピールする部分を入れてみましょう。以下の例を参考にしてみてくださいね。
~(中略)~ 貴社のような、地元の方々に密着しその方にあった住宅を提供するような企業でなら、自分の強みである傾聴力や臨機応変に対応できる部分を活かして、地元の方々のニーズや要望に応えられるような営業の業務に貢献できると思い、貴社を志望いたしました。 ~(後略) |
④中小企業や採用人数が多い業界を見る
中小企業や採用人数が多い業界など、比較的内定がもらいやすそうな企業や業界を探してみましょう。
大手企業は知名度が高く憧れてしまいますが、その分競争が激しく、大手ばかり見ていても内定は取りづらくなります。
競争の激しくない中小企業や採用人数の多い業界で、自分に合った会社を見つけてみて、効率よく内定をゲットするのも1つの手ですよ。
⑤エントリー数を増やす
企業選びが原因で就活が終わらない人の中には、そもそもエントリーする企業の数が足りていない人も多くいます。
早い段階で内定している人は、多くの企業を受けているので、内定がもらえる確率も高いのです。また、エントリー数が多いと、その分経験が積めて有利だともいえますよ。
秋採用や通年採用の企業もあるので、6~7月までに就活が終わっていない人はそちらも見るようすると良いですね。まずはトライ数を増やすところから始めてみましょう。
数だけ打つのはダメですが、数をこなさないと慣れないのも事実です。企業研究や面接の精度を上げるためにも、積極的にエントリーしましょう。
【面接編】就活が終わらない人向けの3つの対策
自己分析や企業分析の対策が進んだら、次は面接の見直しをしましょう。
適性検査などのwebテストや、ESなどの書類審査は通過するのに、面接でいつも落とされてしまうという人は、面接準備が足りていない可能性があります。
次の3つに整理して紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①第一印象を改善する
就活対策はしっかりしているのに、就活が終わらない人は、採用担当者からの第一印象を改善してみましょう。
人は大部分を見た目で判断してしまう生き物です。暗い雰囲気や不潔な格好だと、中身がしっかりしていても一緒に働きたいとは思ってもらえません。
見た目の第一印象が良いだけでも、面接官からの印象は良くなります。
髪型や服装、しゃべり方などの簡単に改善できるものはすぐに見直し、見た目でマイナス評価を受けないようにすると良いですよ。
②深掘り質問への対策をする
面接でうまく話せなくなってしまう人は、面接での深掘り質問への対策をしておきましょう。想定質問とその答えは多ければ多いほど面接への自信がつきますよ。
面接では必ず深掘り質問がされます。志望動機や自己PRなどに書いた内容は、特に深い質問がされやすいので、回答につまずかないよう質問を想定し回答を準備しましょう。
深掘り質問の例
・「学生時代は〇〇に注力したとのことですが、そこから得られた学びは何ですか?」などのガクチカに関する質問
・「強みは〇〇とのことですが、入社後その強みをどう活かせますか?」などの自己PRに関する質問
・「なぜ〇〇業界で、その中でもなぜ弊社なのですか?」などの志望動機に関する質問
また、深掘り質問は二次面接以降の面接で頻繁にされることが多いです。一次面接での質問よりも難易度が上がっているので、より細かい部分まで準備すると良いですよ。
③面接練習を繰り返す
面接での質問の用意ができたら、本番でスムーズにアピールできるように面接練習を繰り返し行いましょう。
面接練習を行う際は、流れを確認するだけでなく、本番さながらの状況で行うとより効果的ですよ。
なぜなら、本番そっくりの模擬面接を行うことで、練習段階から緊張感を持って取り組め、本番で緊張してしまっても自然と対処できるようになるからです。
また、一度だけではなく何度も練習しましょう。反復練習を行うことで、回答や流れがしっかり頭に入り、自然な受け答えができるようになります。
キャリアアドバイザーに聞いた!就活が終わらない人からの質問
就活が終わらず不安に思っている人や、就活を効率的に進める方法を知りたい人もいるでしょう。そこで、就活が終わらない人からのよくある質問をキャリアアドバイザーに聞きました!
同じような疑問がある人はぜひ参考にしてくださいね。
①11月を過ぎても内定がない人はもう手遅れ?
全然そんなことはありません!秋採用や通年採用の企業もありますし、内定がない人の中には「企業を見つけられていないだけ」の人もいるからです。
就活のデッドラインは11月と紹介しましたが、11月を過ぎてしまったからといって就職を諦めなければいけないわけではないのです。
11月を過ぎると、たしかに採用活動を行なっている企業はぐっと少なくなりますが、ゼロではありません。通年採用の企業などはまだまだ内定獲得の可能性があります。
しかし、内定がない状態で11月から企業探しを始めるのは、自己分析のやり直しなどの時間を考えると非常に大変ですよね。
キャリアアドバイザーは、就活生に代わって自分に合いそうな企業を探してくれます。キャリアアドバイザーを頼って企業選びからやっていきましょう。
②就活が終わらない人に共通点はある?
全員が全員そうというわけではありませんが、やや理想が高すぎることがあります。
ここで言う「理想が高い」とは、業界は決まっていても大企業しか見ていなかったり、人気や憧れで企業を決めてしまったりする場合を指します。
企業の探し方が分からず、見落としが多い人にも同じことが言えますね。
大手や人気企業は、どうしても倍率が高くなりがちなため、内定も取りにくいですよね。自分のやりたいことが大手企業でしかできないことなのか見つめなおしてみましょう。
場数をこなして選考に慣れるという意味でも、中小企業の選考も考えてみてはいかがでしょうか。
就活が終わらない場合は原因と対策を理解しよう
就活がなかなか終わらない人は、自己分析や企業分析が足りていなかったり、1人だけで頑張ろうとしていたりなどの原因があります。
なぜ終わらないのか原因を明確にし、内定に向けて適切な対策を実践しましょう。
就活が終わらないと焦ったり不安を感じてしまうこともありますが、最後まで諦めないことが大切です。十分に対策して内定獲得を目指しましょう!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。