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ホワイト企業の主な特徴解説!選ぶときの見分け方や企業名も紹介

「ホワイト企業の特徴って何?」「ホワイト企業の選び方が知りたい」

そんな疑問を持つ方のため、本記事ではホワイト企業の主な特徴や選ぶときの見分け方を解説します。具体的な企業名も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

ホワイト企業とは労働環境が良く働きやすい会社のこと

ホワイト企業は労働環境が良いため、働いている社員の顔が活き活きしています。憧れのキラキラ社会人になりたいなら、ホワイト企業に入社しましょう。以下ではホワイト企業について解説します。

ホワイト企業に明確な定義はない

ホワイト企業に明確な定義はなく、ブラック企業の対になる言葉として生まれました。ホワイト企業では、ブラック企業の特徴である「サービス残業」「過労死」「休日出勤」などが起こり得ません。

志望企業がホワイト企業かどうか知りたい時は、企業の特徴がブラック企業の特徴に当てはまるかどうか確認してください。1つでもブラック企業の特徴に当てはまった場合は、要注意です。

自分に合ったホワイト企業を見つけることが重要

ホワイト企業と言っても、さまざまな特徴があります。自分に合った最適なホワイト企業を見つけなければなりません。市場価値を上げたい方にとっては、資格手当や研修が充実している企業が向いているでしょう。

逆に現状のスキルのみでまったり働きたい人にとっては、資格手当や研修は魅力的ではありません。ぜひ企業研究を行い、自分に合った企業を見つけてください。

ホワイト企業の主な7つの特徴

ホワイト企業には、主に以下7つの特徴があります。どれもブラック企業にはない特徴ばかりです。

  • 有給休暇の取得率が高い
  • 新卒の3年以内の離職率が低い
  • 残業が少ない
  • 福利厚生が充実している
  • 基本給が高い
  • 研修の制度が整っている
  • 業績が良い

以下では、ホワイト企業の主な7つの特徴について解説します。

①有給休暇の取得率が高い

有給休暇の取得率が80%以上であれば、ホワイト企業でしょう。厚生労働省調査によると有給休暇取得率の平均は56.3%であるため、平均以上の80%であれば有給休暇の取得率が高いと言えます。

ホワイト企業の中には、有給休暇の取得率100%の企業も多いです。有給を重視する方は、四季報や有価証券報告書などで有給休暇の取得率を確認しましょう。

②新卒の3年以内の離職率が低い

2つめの特徴は、新卒の3年以内の離職率が低いことです。平均的な新卒の3年以内離職率は例年30%程度ですが、ホワイト企業の新卒3年以内の離職率は30%を下回ります。

離職率が低い原因は、「研修が手厚い」「福利厚生が充実している」などです。研修が充実していれば仕事で活躍できるため、労働意欲が高まります。また、家賃補助や資格手当などの福利厚生は基本給が安い新卒にとって重要です。

③残業が少ない

3つめの特徴は、残業が少ないことです。ブラック企業では残業が月80時間を超えることもありますが、ホワイト企業は月20時間ほどの残業で済みます。プライベートの時間を確保したい方には、残業が少ないホワイト企業がおすすめです。

OpenWorkやenライトハウスなどの社員の口コミサイトで残業時間について調査すると、残業の実態が分かります。

④福利厚生が充実している

4つめの特徴は、福利厚生が充実していることです。企業が任意で提供している「法定外福利厚生」の充実度を見ると、働きやすさが分かります。主な法定外福利厚生は、以下の通りです。

  • 住宅手当
  • 通勤手当
  • 資格手当
  • 資格取得支援
  • 社員食堂

特に東京勤務志望の方は、住宅手当を重視してください。住宅手当がなければ、都内での1人暮らしは厳しいです。

⑤基本給が高い

5つめの特徴は、基本給が高いことです。20代の基本給の平均は約21万円なので、新卒で基本給21万円以上であれば高給取りでしょう。さらに、基本給に手当が追加されればお金持ちの仲間入りです。

また、基本給が高ければ不景気でボーナスが減少しても心配いりません。基本給だけで生活に必要な物は全て購入できるからです。激務で薄給なブラック企業とは、比べ物になりません。

⑥研修の制度が整っている

6つめの特徴は、研修の制度が整っていることです。例えば、技術の発展スピードが速いIT企業では、社員をスキルアップさせるために研修を義務化しています。ホワイト企業は、優秀な人材の育成を目的に研修制度を整えているのです。

スキルアップして市場価値を上げたい方や優秀な人材になりたい方は、企業の研修制度に注目しましょう。

⑦業績が良い

7つめの特徴は、業績が良いことです。企業の業績の良し悪しは、単純に直近5年の売上高を確認すれば分かります。売上高は公式企業サイトの有価証券報告書に記入されているので、要チェックです。

そもそも業績が良くなければ、基本給を高くしたり、研修費を支払ったりできません。業績が良いからこそ、労働環境を整えられるのです。

ホワイト企業の4つの見分け方【ブラックとの違いは?】

ホワイト企業の見分け方は、主に4つあります。ブラック企業との違いも解説するため、見分けたい方はぜひ参考にしてください。

  • 求人を出す頻度が高くない
  • 残業時間の有無が明確
  • 勤続年数が長い人が多い
  • ハラスメントがない

以下で見分け方について詳しく解説します。

①求人を出す頻度が高くない

1つめは、求人を出す頻度が高くないことです。ホワイト企業は社員の定着率が高いため、人材不足になることがありません。人材が不足しないため、頻繁に求人を出す必要がないのです。

逆にブラック企業は常に人手不足なため、常に求人募集をかけています。ただし、スタートアップやベンチャーはブラック企業でなくとも、求人を出す頻度が高いです。

②残業時間の有無が明確

2つめは、残業時間の有無が明確であることです。企業の残業時間は、シキホー!Mineや企業公式サイトで発表されています。残業時間が少ないと自信のある企業ほど、残業時間を公表しがちです。

ブラック企業では残業時間の有無が不明瞭なだけでなく、みなし残業やサービス残業などがあります。残業時間を公表していない企業はブラック企業疑惑があるため、用心しましょう。

③勤続年数が長い人が多い

3つめは、勤続年数が長い人が多いことです。ホワイト企業は給与が高いうえに労働環境が整備されているため、離職する理由がありません。特別な事情がない限り、定年退職まで勤め上げる人が多いです。

しかし、ブラック企業は社員の入れ替わりが激しく、勤続年数が長くありません。平均勤続年数が1年未満であれば、ブラック企業の可能性が高いです。

④ハラスメントがない

4つめは、ハラスメントがないことです。ホワイト企業ではハラスメント相談窓口があり、事態が深刻化する前に問題を解決します。また、ハラスメント研修を実施している企業も多いです。

ホワイト企業とは違い、ブラック企業ではハラスメントが恒常化しています。パワハラ上司やモラハラお局さまがいたとしても、誰も注意できません。ハラスメント被害者は泣き寝入りするだけになってしまいます。

主なホワイト企業オススメ5選

各業界の主なホワイト企業を紹介します。ホワイト企業について具体的に知りたい方は、必読です。

  • ヒューリック
  • トヨタ自動車
  • ミズノスポーツ
  • 花王
  • リクルート

以下では、入社におすすめなホワイト企業5選について解説します。

①ヒューリック

ヒューリックは、都心の駅近にオフィスビルや賃貸マンションを持つ不動産会社です。年収が高い会社として有名で、2022年度の平均年収は1,803万円を誇ります。新卒の初任給も25.5万円と平均以上です。

年収が高いだけでなく、ノー残業デーや朝型勤務などを導入して労働環境を整備しています。高い年収と質の高い労働環境を求める方には、ヒューリックがおすすめです。

②トヨタ自動車

トヨタ自動車は、自動車の売上高・販売台数で世界一位を獲得した経験のある有名な自動車メーカーです。自動車事業以外には、金融事業・住宅事業・IT事業も積極的にしています。

珍しい福利厚生としては、スポーツセンター利用サービスを実施しています。健康第一で働きたい人にとっては、最高の福利厚生です。健康意識高めの車好きは、トヨタ自動車を志望しましょう。

③ミズノスポーツ

ミズノスポーツは、開発から生産、販売まで手掛けるスポーツ用品メーカーです。近年は、スポーツ用品だけでなくビジネスウォーキングシューズやワークアパレルの開発に力を入れています。

ミズノスポーツは、5年連続で健康経営優良法人に選ばれたことでも有名です。クラブ活動を推進し、社内でもスポーツ振興しています。世界中にスポーツ振興したいなら、ミズノスポーツで働くのがおすすめです。

④花王

花王は、化粧品や洗剤、トイレタリーなどが主力商品の大手消費財化学メーカーです。理系女子による就活人気ランキングでは、毎年上位に君臨しています。

2022年には女性の育児期ブランク最小化を目指し、完全取得必須型有給育児休暇制度を新設したり、短時間勤務制度拡充を行っています。女性が働きやすい会社に魅力を感じる方には花王をおすすめします。

⑤リクルート

リクルートは、人材マッチングサービスや販促マッチングプラットフォームを提供しています。人材領域としてはリクナビ、販促領域としてはゼクシィやホットペッパービューティーなどが有名です。

新しい働き方に向けた取り組みを行っており、理由・回数を問わないリモートワークを全社で導入しています。独自の特別休暇も豊富なため、結婚・子育てなどのライフステージの変化に左右されません。

ホワイト企業に関してよくある3つの質問

ホワイト企業に関してよくある3つの質問に回答します。ホワイト企業に就職したい方は必見です。

  • ホワイト企業の多い職種は?
  • ホワイト企業かどうかを探る方法はある?
  • ホワイト企業に就職するために意識したいことは?

以下では、それぞれの質問に回答します。

①ホワイト企業の多い職種は?

事務や受付業務などです。他の職種と比較すると、事務・受付業務はともに残業無しの定時退社がしやすい傾向にあります。残業時間を短くしたいなら、事務や受付業務の求人に応募しましょう。

ただし、事務の中でも営業事務や医療事務は激務です。特に医療事務は接客業務を兼ねているため、終業間際の患者対応次第で業務時間が長引きます。

②ホワイト企業かどうかを探る方法はある?

国の認定を受けている企業か調べると、ホワイト企業かどうか探ることができます。主な国の認定は、安全衛生優良企業認定やユースエール認定などです。

また、OB・OG訪問で福利厚生や残業時間について尋ねるのも良いでしょう。OB・OGが労働環境について不満を言わない場合は、ホワイト企業の可能性が高いです。

③ホワイト企業に就職するために意識したいことは?

自分に合ったホワイト企業を探すことが重要です。いくらホワイト企業でも、自分に合った業種や職種でなければ、結局辞める可能性もあります。

例えば、まったり働きたい人が研修の充実している企業に入社すると辛いでしょう。離職しないためにも必ず自己分析と企業研究を行い、自分に合ったホワイト企業に入社すべきです。

ホワイト企業の特徴を網羅して就活に活かそう!

ホワイト企業は労働環境整備されていたり、福利厚生が充実していたりします。メリット豊富なホワイト企業の特徴を網羅して、就活を成功させましょう。自分に合ったホワイト企業に入社すれば、人生が輝きます。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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