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就活解禁!企業分析なぜやるか?そのやり方は?

就職活動をする中で「自己分析と企業研究はしっかりやろう」とよく言われますよね。

一方で、とにかく多くの企業を受けなければと、明確な動機もなく選考を受けている人も多いのではないでしょうか。そうならないためにも、「企業分析が必要な理由」と「企業分析のやり方」をしっかりと理解し、自分に合った企業選びを行う準備をしておきましょう。

就活で企業分析が必要な理由とは?

就職活動において企業分析はなぜ必要なのでしょう。

例えば、好きな食べ物について聞かれたとしたら、いくつかの選択肢の中から好物をあげることができます。仮にハンバーグだとしたらそれを選んだ理由やどのような食べ方が好きかなど、困らずに答えられるはずです。

では、なぜうちの会社を志望しますか?と聞かれた場合はどうでしょう。何のためらいもなく理由をしっかり答えられるでしょうか。

面接を受ける際は、その企業が展開している商品やサービスについて深く理解することで、自身が志望する動機や興味を示した内容を数ある選択肢の中から伝えることができます。

かといって、闇雲に選択肢を増やしたところで意味がありません。そもそも就活をする目的は、企業に内定をもらい、その後の就労生活を充実させるためともいえます。

企業分析のやり方は?

では、実際にどのように企業分析を行えばよいのか、押さえておくべきポイントを説明していきましょう。

ホームページなどから基本情報を調べる

ホームページにはその会社の情報が数多く載っています。単なるプレスリリースのためにあるサイトと考えずに、就活生が必要な情報が得られる場所と認識してください。

注目すべきは、「企業情報」、「事業内容」、「制度」、「採用情報」などです。これらを確認しておくことで、企業理念や提供サービス、福利厚生などの基本情報を知ることができ、志望動機につながるポイントを見つけられるかもしれません。

特に採用情報は就活生がしっかりと目を通しておかなくてはならない箇所です。採用人数や初任給だけではなく、現在募集している職種や選考プロセスなど応募に関する大切な情報が書かれています。中には、会社によって決まった様式での応募が必須の会社や選考時に提出しなくてはならない書類についても含まれているので、見落としがないようにチェックしてください。

業界研究

企業の基本的な情報を確認できたら次は同じ業界内での立ち位置について確認していきます。これは他社と比べた際に応募する企業の特徴や異なる点、自身が魅力に感じた箇所などを理解するためです。

立ち位置を知るためには、企業ホームページ内に記載されている「取引先」、「規模」、「資本構成」を主に見ていくとよいでしょう。

取引先は、一般消費者が相手のBtoC(Business to Customer)なのか法人や企業が相手のBtoB(Business to Business)なのかです。例えば、広告業界であれば、一般の消費者相手と企業相手では見せ方が異なってきます。

企業の規模は資本金従業員数売上高営業利益などから推測できます。売上高や営業利益の推移によってはその企業が業界内でどの位置にいるかもつかめるでしょう。

資本構成はグループや系列、または外資系かどうかで判断ができます。資本構成によって会社の戦略や制度、社風が異なってくるので自分にマッチしているかどうかを面接の前に予測を立てられます。

企業の採用基準を知ろう

採用基準は各社においてそれぞれ基準があります。スキルが必要とされる業務に携わる場合であれば、専門知識やそれに準ずる資格を保持しているかどうか、学校での専攻などが当てはまります。

また、個人がその会社の社風に合っているかも採用基準としてあります。これは企業ですでに働いている社員とうまくやっていけるかなじめるかが重要視されているのです。

これらの基準が自分とマッチしているか、満たしているかを知るためにも企業分析が必要になります。

業界研究や企業分析が終わったあとは、自分の言葉でその企業に対して興味を持った点や、疑問、その企業に対する自己PRなどをまとめておきましょう。何社か調べていくうちに自分が一番マッチしている会社も見えてきます。

特に興味を持った会社や疑問が残った企業はその内容を深掘りして情報を集めてください。

そのほかに、自己分析もしっかりと行なっておくとよいでしょう。自分でも知らない自分を把握することで企業に対する自己PRもまとめやすくなります。自己分析がおろそかになっていると「自分に合った業界はこれ!」と思っていても実は真逆だった……なんてこともありうるのです。

もちろん、自己分析をしっかり行なっていたとしても業界や企業について調査していく間にやっぱり違ったかも、と感じてしまう場合もあります。ですが、それまで行なった分析や研究すべてが無駄になるわけではありません。情報収集したことによって、発見することもあり情報を精査するスピードだって早くなっているはずです。合っていなかったとしても、諦めずに次に繋げて研究を行なっていきましょう。

おわりに

筆者は就活生時代にあまり企業分析や業界研究を行いませんでした。その結果、新卒で入った会社は自分に合わず、数年で退職したのです。その後は職業訓練校に通い、その先で分析・研究の必要性や方法について教わり、当時の自分に合った職業に就くことができました。

みなさんも自分に合った企業を見つけ、そしてその企業に魅力的なアピールが出来るように企業分析をしっかりとおこなっておきましょう。

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化野てん

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