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ホワイト企業の特徴と探し方解説!判断基準や注意点も

就職活動をしていると、「この企業はホワイト企業なのかな」と不安になることがあるでしょう。誰だってホワイト企業で働きたいですよね。

この記事では、ホワイト企業の特徴や探し方、注意点などについて解説していきます。

ぜひ、ホワイト企業を見つける際の参考にしてくださいね。

ホワイト企業の定義は存在しない

実は、ホワイト企業の定義は存在しません。なぜなら、ホワイト企業の定義は人によって違うからです。

自分の時間を大切にしたい人が給料は高いけど残業が多く、休日が少ない会社で働いたらブラック企業だと思うかもしれません。

一方で、プライベートな時間はいらないからとにかくお金を稼ぎたいという人には、残業が多く休日が少ない場合でも稼ぐことができるので、ホワイト企業だと思うかもしれません。

このように、自分が何を大事に思い、優先したいかによってホワイト企業の定義は変わります。

【探し方の前に!】ホワイト企業の特徴5つを解説

ホワイト企業を探す前に、まずはホワイト企業の特徴について見ていきましょう。

  • 年間休日120日以上
  • 残業が月に25時間以下
  • 新卒の離職率が低い
  • 福利厚生が充実している
  • 給料水準が高い

特徴を知っていれば企業選びの際に役に立ちますし、ブラック企業への就職も避けられます。

それではさっそく見ていきましょう。

①年間休日120日以上

年間休日が120日以上の会社はホワイト企業といえるでしょう。

年間休日が120日以上ある会社は、基本的に「完全週休2日制」で、祝日もカレンダー通りに休めます。「完全週休2日制」とは、毎週必ず土曜日と日曜日が休めることです。

求人票などに「週休2日制」と書いてある場合もありますが、こちらは月に一度は2日休むことができるという意味なので、間違えないよう注意が必要です。

休みが少ないと仕事でたまった疲れが取れず、気分転換もできないため働くことが辛くなってしまいます。気持ちよく働くためにも、年間休日は確認しましょう。

②残業が月に25時間以下

残業が月に25時間以下の会社はホワイト企業でしょう。

月に25時間以下の場合、1日あたりの残業時間は1時間程度になります。1時間程度の残業であれば仕事が終わった後に、趣味を楽しむ時間や友達と会う時間を作れるでしょう。

残業が多い場合、平日はプライベートな時間はなく、帰って寝るだけの生活になってしまいます。

当たり前ですが、残業代が出ない会社はブラック企業です。入社する前に残業はどのくらいあるか、残業代はきちんと支払われているかを確認しておきましょう。

③新卒の離職率が低い

新卒の離職率が少ない会社はホワイト企業の可能性が高くなっています。業界などによって異なりますが、平均的な3年以内離職率は約3割となります。

離職率が少ないということは、働きやすく居心地が良いため、ホワイト企業だといえます。

一方で、離職率が高い場合劣悪な環境である可能性があるため、ブラック企業であることを疑った方がよいでしょう。

ちなみに、離職率が高い会社はすぐに辞める人が多いため、大量の募集をかけている場合もあります。

④福利厚生が充実している

ホワイト企業は福利厚生が充実している場合が多いです。

福利厚生には保険などの法律によって定められているものと、それ以外に企業が独自で採用しているものがあります。ホワイト企業の場合は、企業独自の福利厚生が多いです。

具体的には、家賃を一部負担してくれる家賃手当や食事手当、結婚した時などにもらえるお祝い金があります。

他にも、レジャー施設をお得に利用できる福利厚生もあるので、福利厚生で企業選びをしてみるのも良いかもしれませんね!

⑤給料水準が高い

給料が高い会社も、ホワイト企業であるといえます。

なぜなら、高い給料を払える売上があり、それだけ業績が良いと判断できるからです。

そのため、給料が高い会社は、ホワイト企業の特徴といえるでしょう。

しかし、給料が高くても、休日が少ない場合や残業が多い可能性があります。給料だけを見てホワイト企業と決めるのではなく、他の情報もしっかりと調べるようにしましょう。

ホワイト企業の探し方4つ

次は、ホワイト企業の探し方についてになります。

  • 就職エージェントに相談する
  • 四季報を確認する
  • 厚生省・経産省の認定企業から見つける
  • 企業の口コミサイトから見つける

ホワイト企業の探し方は様々あり、1つの方法だけではなく、様々な方法を使って調べることでより正確な情報を知ることができます。

1つずつ見ていきましょう。

①就職エージェントに相談する

1つ目の方法は、就職エージェントからの相談です。

就職エージェントとは就職活動をサポートするプロのことを指します。面接対策なども行っており、相談者それぞれにあったホワイト企業を紹介してくれるでしょう。

エージェントを活用する際の注意点として、紹介される企業の中に自分に合っていない企業を紹介される可能性があります。

エージェントはあくまで1つの意見として鵜吞みにし過ぎず、自分で向いているかどうか最終判断をしましょう。

②四季報を確認する

2つ目の方法は、四季報を確認することです。四季報とは、東洋経済新報社が発行している就職に特化した本です。四季報には新卒3年以内の離職率や出身校、有給消化率など細かい情報が載っています。

この本を読めば企業の詳細な情報を調べられるため、ホワイト企業を探すことができるでしょう。

また、四季報は中立的な立場で書かれているため、情報が正確であるのもメリットです。

しかし、四季報が載せているのは上場企業なので、未上場の企業は載っていません。調べたい企業が載っていない場合もあるので、参考書程度に活用するとよいでしょう。

③厚生省・経産省の認定企業から見つける

3つ目の方法は、厚生省・総産省の認定企業から見つける方法です。国が評価した企業を探すことも1つの方法です。厚生労働省や経済産業省は様々な分野で企業を評価しています。

例えば、子育てサポートに優れている企業にもらえる「くるみん認定」や、ニッチな分野でトップシェアの企業に贈られる「グローバルニッチトップ企業100選」があります。

国からのお墨付きをもらった企業なので、ホワイト企業だといえるでしょう。国が評価した企業であれば安心なので、国の評価を参考にホワイト企業を探してみては?

④企業の口コミサイトから見つける

4つ目は、口コミサイトで調べる方法です。口コミサイトでは実際にその企業で働いていた人の口コミを見ることができます。

口コミを参考にすることで実際に働いた場合のイメージがしやすく、企業の詳細な情報まで知ることが可能です。

しかし、口コミサイトは書いた人の主観が強いため、内容を鵜呑みにしないよう注意しましょう。

例えば、会社を辞めた人はやめた会社に対しての不満が強い傾向にあります。その場合、感情が前に出過ぎている口コミになりやすいので注意が必要です。こちらもあくまで参考程度に活用しましょう。

ホワイト企業かどうかを判断するポイント

ホワイト企業かどうかを判断するポイントについてです。

  • SNSなどで悪評がないか
  • 社員の平均年齢が極端に低くないか
  • 【内定後】実際に社員と面談して聞いてみる

実際に選考中の企業がホワイト企業か不安になることもあるでしょう。選考中の企業に不安がある方は一度確認してみてください。

1つずつ説明していきます。

①SNSなどで悪評がないか

ホワイト企業を探すには、まず、SNSを通して判断する方法がおすすめです

SNSで会社名を検索すると、会社に関する情報が出てくることがあります。会社の悪評や過去に発生した事件の情報が載っている場合もあり、ホワイト企業かどうかの判断基準になります。

また、企業によっては役員や社員がSNSを使用して、会社の紹介をしていることがあります。プライベートな内容が載っていることもあるため、そこから会社の雰囲気を知ることができるでしょう。

②社員の平均年齢が極端に低くないか

社員の年齢層を知ることでホワイト企業かを判断できます。年齢層に偏りがある場合、その企業は離職率が高い可能性があるでしょう。

例えば、ベンチャー企業などの「最近できたばかりの会社」ではないのに平均年齢が低い場合、長く働きづらい環境だと考えられます。

他にも極端に年齢の偏りがある場合は、働く環境に問題があるかもしれないため注意が必要です。

③【内定後】実際に社員と面談して聞いてみる

内定後の話になりますが、社員面談の際に聞くことで判断することができます。

実際に会社で働いている社員と話をすることで今抱えている不安や疑問を解消することができるでしょう。ネットからの情報よりも正確な判断ができますよ!

内定が出たら遊びたくなるかもしれませんが、大事な将来のため最後まで真剣に疑問と向き合ってください。そして入社前に不安を無くし、前向きな気持ちで働き始めましょう。

ホワイト企業を探す際の2つの注意点

ホワイト企業を探す際の注意点です。

  • ホワイト企業が自分に合うとは限らない
  • ベンチャー企業にもホワイトな会社はある

冒頭でもお話ししましたが、ホワイト企業の基準は人によって異なるため、世間の評価ではホワイト企業でも、それが自分にとってホワイト企業でない可能性があります。

それぞれ見ていきましょう。

①ホワイト企業が自分に合うとは限らない

ホワイト企業だからといって、必ずしも自分に合うわけではありません。たとえ世間でホワイト企業と言われていても、雰囲気や求めている条件が違えば合わない可能性もあります。

例えば、入った会社の雰囲気が体育会系で、自分に合わないこともあるでしょう。他には、思っていた仕事内容ではなかったため、理想の仕事ができない可能性もあります。

自分が企業に求めるものは何か、しっかりと自己分析を行うことで自分にとってのホワイト企業を見つけていきましょう。

②ベンチャー企業にもホワイトな会社はある

大手有名企業がホワイト企業とイメージしがちですが、ベンチャー企業にもホワイトな会社はたくさんあります

むしろ、自分の理想としている働き方をするためにはベンチャー企業の方が合ってこともあるでしょう。ベンチャー企業の中にも国から評価された会社はたくさんありますし、口コミなどの評判が良い会社もあります。

大手有名企業ばかりを見るのではなく、ベンチャー企業からも積極的に探すようにしましょう

ホワイト企業の探し方を把握して自分に合う会社を見つけよう

ホワイト企業は人によって異なります

たとえ多くの人からホワイト企業と言われていても、自分の求めている条件や雰囲気が違えば働きづらいと感じることもあります。

自分の求めている条件や理想の働き方などを細かく自己分析し、楽しく充実した社会人生活を送れるように頑張りましょう!

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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