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SPIで時間切れにならないための対策を解説!

SPIは適性検査の1つであり、面接の前段階で受けるケースがほとんどです。一方で時間の割に問題が多く、時間切れになってしまった苦い思い出を持つ人も目立ちます。

SPIで時間切れを回避するにはいくつかのコツがあるので、この記事を読んで対策を立てていきましょう。

また、本記事ではSPIの種類や時間切れの原因なども一緒に紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

SPI試験の時間配分は受験方式によって異なる

SPIにおける時間配分は受験方式の違いで変わります。

  1. テストセンター
  2. webテスティング
  3. ペーパーテスト
  4. インハウスCBT

それぞれの受験方式の違いを中心に紹介していきますね。

①テストセンター

テストセンターは能力検査で35分、適性検査で30分という制限時間があり、その中でさらに1問ごとに制限時間が設定されます。

1問あたりの制限時間が過ぎたら強制的に次の問題に移行するため、気を付けなければいけません。

また正解すると難易度が上昇していくため、問題が難しくなり、余計に1問ごとの時間がかかりやすくなります。

解ける問題はスピーディーに、難しい問題は時間をかけるというメリハリが問われるでしょう。

②webテスティング

webテスティングはテストセンターを自宅で受ける形となります。制限時間はテストセンターと共通していますが、大きく違うのは辞書や電卓が使えることです。

とはいえ、普段使わない機器は使いこなすのが意外と難しいもの。素早く調べる・計算する・パソコンで入力するなどの作業について事前に練習をしておくのがいいでしょう。

③ペーパーテスト

ペーパーテストは能力検査が70分、性格検査は35分です。能力検査はテストセンターの倍の時間で、性格検査はテストセンターと同じになります。

70分のうち、言語は制限時間30分で問題数が40問、非言語は制限時間40分で問題数が30問と、1問を約1分前後で解いていきます。

皆さんの中にも言語と非言語の中でも得意とする問題、不得意とする問題がありますよね。得意な問題は素早く解き、不得意な問題に時間をかけるのがおすすめです。

今回紹介する4種類の中で、時間配分がやりやすいのがペーパーテストとなるでしょう。

④インハウスCBT

インハウスCBTは企業が段取りをつけ、指定された会場に向かって用意されたパソコンで受ける仕組みです。

やり方はwebテスティングと同じである一方、webテスティングとの違いとして実施する場所が自宅か会場かの違いがあります。

やり方は同じといっても、用意されたパソコンが使いやすいかどうかは人によるでしょう。

多少環境が違っても決して慌てず、調べたり計算したりするのをスピーディーに行うことが求められます。

SPIの検査内容と制限時間の違い

SPIには2つの検査内容があり、それぞれで制限時間なども異なります。

  • 能力検査
  • 性格検査

ここからは能力検査と性格検査、それぞれの内容と制限時間の違いについて解説していきますね。

能力検査

能力検査は「言語分野」と「非言語分野」に分かれていますが、教科で例えると言語分野は国語、非言語分野は数学です。

そのため、言語分野は国語力が問われやすく、非言語分野は数学力が問われやすいことが言えます。

レベルはだいたい中学生レベルもしくは高校生レベルなので、対策を立てていれば問題ありません。

ただし、初見で解けるほど甘くなく、想定問題集などで解いてコツをつかんでいくことが大切になります。

性格検査

性格検査は文字通り、その人の性格や考え方を調べる検査となります。

業種や職種によっては、特定の性格の方がやりやすい・やりにくいという相性が存在しており、その部分で判断されることもあるでしょう。

一方、なんでも正直に答えることがプラスに働くとは限らず、時に本来の性格とは異なる選択肢を選ぶことも必要です。

また思わず悩んでしまう設問も出てきますが、あまり時間をかけずに進めることをおすすめします。

SPIで時間切れになると落ちるのか?

結論から言いますと、SPIで時間切れになれば落ちることは十分にあり得ます。

そのため、1問でも多く答えられるようにして、点数を確保していくことが必要です。

しかしながら、テストセンターでSPIを受けると、正解すればどんどん難易度が上がるという問題もあり、これが時間切れを誘発することも。

出来そうな問題は解く、出来そうにない問題はパスをするという取捨選択もテストセンターで受ける際には必要になるでしょう。

SPIで時間切れになってしまう3つの原因

SPIで時間切れになってしまう原因は3つあります。

  1. そもそも試験対策を十分に行っていない
  2. 時間配分が適切ではない
  3. わからない問題に時間をかけてしまう

ここでご紹介する3つの原因を踏まえ、時間切れにならないよう注意していきましょう。

①そもそも試験対策を十分に行っていない

1つ目は試験対策を全然行っていないことです。

中学生レベルだから楽勝!と思っている人がいますが、1問1問のボリュームがあるので、計算に時間を取られて戸惑うことがあります。

時間をかければ解けるものの、時間に追われる状況だと解けないケースは、事前の試験対策がおろそかになっている証拠です。

SPIの参考書が多く出回っているので、参考書を使って何度も問題を解き、時間をかけないようにすることが求められます。

②時間配分が適切ではない

2つ目は、時間配分が適切ではないという要素です。

SPIは問題によって難易度の差が異なるため、解ける問題はパッパッと解けるのに対し、難しい問題はなかなかに時間を費やします。

受験だと解けるものから解く、難しい問題に時間をかけるコツがありますが、SPIでも考え方は同じです。

特にペーパーテストでは順番通りに解く必要はないため、解ける問題から解くという作戦が有効的です。

③わからない問題に時間をかけてしまう

3つ目はわからない問題に時間をかけて、時間切れになってしまうことです。

ペーパーテストですら1問に1分かけられるかかけられないかぐらいの制限時間しかありません。

わからない問題に5分も10分も時間をかけるわけにはいきませんから、時には諦めることも重要です。

わからない問題にこだわりすると時間切れを誘発しやすいので、見切りも求められます。

SPIで時間切れにならないための5つの対策

時間切れの原因は、以下で紹介する5つの対策によって改善可能です。

  1. 練習問題を解いてある程度の傾向を把握しておく
  2. 基本の公式を覚える
  3. 1問にかける時間を測って練習する
  4. 苦手分野に絞って練習問題を解く
  5. わからない問題は飛ばす

この5つの対策を活用し、時間切れを避けていきましょう。

①練習問題を解いてある程度の傾向を把握しておく

1つ目は、練習問題を解いて傾向をつかんでいくことです。

SPI対策の本には必ず練習問題などがついており、分野ごとにわかりやすい解説があります。

必ず得意分野と苦手分野が出てくるので、解けない問題が出てきたらパスするという判断も必要です。

得意分野は100%の正答率を目指し、苦手分野はできればラッキーぐらいの方が取り組みやすくなるでしょう。

②基本の公式を覚える

2つ目は数学など基本の公式を覚えておくことです。

塾講師のバイトをしていれば別ですが、普通の学生は数学の公式はさほど使わないので忘れる人が目立ちます。

今一度、数学に関する基本の公式を覚えて練習問題に挑むと解けるようになるでしょう。

どんな公式が出やすいか、参考書を使ってチェックを行い、理解している公式、分かっていない公式を分類するのもおすすめです。

③1問にかける時間を測って練習する

3つ目は、1問に書ける時間を測定して練習を行うことです。

1問を解くのに何秒かかったかを把握することは難しいので、スマホの機能などで時間を測り、1問あたりどれくらいの時間がかかるのかを知っておくといいでしょう。

目標を1問1分に設定し、常に時間を測定して練習をする中でおのずと1問にかける時間が少なくなっていきます。

④苦手分野に絞って練習問題を解く

4つ目は苦手分野に絞り、練習問題を解いていくことです。

得意分野はちょっとの練習で素早く解けますが、苦手分野は練習量を重ねないと解けるようにはなりません。

練習問題では苦手分野に特化して問題を解いていき、何回も解いて理解していくのが理想的です。

苦手分野を克服できれば自信にもつながるため、不安な方は対策しておきましょう。

⑤わからない問題は飛ばす

5つ目はわからない問題を飛ばすことです。

苦手分野の問題をひたすら解いて克服しようとしても、やはりできないものはできないのが現実です。

どの問題もまず問題文を見た上で、少し時間をかければ解けそうなら一旦すぐに解ける問題を優先しましょう。

そして、わからない問題が出てきたら適当に選択肢を選んで次に行くのも1つのやり方です。

少し時間をかければできそうか、パスするべきかの判断はだいたい15秒で行い、テンポよく解いていくといいでしょう。

SPIの時間切れ対策を徹底して良い得点を目指そう

SPIの時間切れは複合的な要因で起こるので、まずは時間を測りながら練習問題を解いてみて、どこに時間がかかるのかをチェックしましょう。

その上で得意分野・苦手分野を振り分けて、それぞれで対策を立てるのがおすすめです。

練習問題に挑み、対策を立てて再び練習問題に挑むというサイクルを経て、時間切れを恐れずにSPIを受けられるようになりましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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