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テストセンターで受験する流れを確認!注意点や概要も解説

ほとんどの大企業は学生たちに対し、事前に筆記試験や適性検査を受けさせます。筆記試験で高得点が獲れるだろうかとそわそわした経験、皆さんもありませんか?

企業側が試験会場を用意するケースがある中、テストセンターで受験するパターンもあります。

本記事ではテストセンターで受験を行う際の流れから、受験の注意点、概要を解説していきますね。

テストセンターは適性検査「SPI」を受ける手段のひとつ

テストセンターとは、「SPI」と呼ばれる適性検査を、監督者の立ち合いの元、受験できる会場です。

全国に常設の会場があるのでその会場で受験に挑み、受験後1年間は成績を自由に使い回せます。

ですので、1回受験をしておけば後は適性検査対策をせずに済み、面接などの就活対策に全力を注げるのが大きなメリットです。

またテストセンターでは本人確認が行われるので、公正な環境の中でSPIが受けられます。

志望先がテストセンターの受験依頼をしていたら受けよう

テストセンターでの受験は、基本的に志望先から受験案内メールが届いていた場合に行うことになります。

企業によってはテストセンターを用いず、自社の会議室などで適性検査や筆記試験を受けさせるため、その場合はテストセンターの出番はありません。

また、テストセンターで既に受験をしていた人は、前回の結果を送信すれば大丈夫です。

企業側にはテストセンターの結果が新しいものなのか、数か月前のものなのかは通知されないため、納得のいく出来であれば前回結果を送るのもいいでしょう。

テストセンターで受験するときの流れ

ここからはテストセンターで実際に受験する流れについてご紹介しています。

  1. 企業から届いた受験案内メールを確認
  2. 会場と日時をネットで予約
  3. 事前に性格検査を受ける
  4. 能力検査をテストセンターで受験する

それではテストセンターで受験する流れを解説していきますね。

①企業から届いた受験案内メールを確認

まず最初は、企業から送付されたテストセンターでの受験案内メールを確認することです。

志望先からは、「この日までにテストセンターの受験を済ませてほしい」という旨のメールが届きます。

あとは、適性検査の対策や就活のスケジュールを考慮して、何日までに受けるべきかを決めることになるでしょう。

過去にテストセンターで適性検査を受けていて出来に不満がなければ、指定された日までに結果を送信すれば問題ありません。

②会場と日時をネットで予約

次は、テストセンターの会場や日時をネットで予約することです。

テストセンターの会場は通年で設置されている会場と期間限定で設置されている会場、そして、オンライン会場があります。

会場や時期によって予約が取りにくいケースがあるため、就活のスケジュールに合わせてネットで予約を行っていく流れです。

一方で、この段階での予約はあくまでも「仮予約」なので、性格検査を受けることで正式な予約となります。

③事前に性格検査を受ける

次に行うのは、前もって性格検査を受けておくことです。

事前に性格検査を受ける理由は先ほどもご紹介した通り、仮予約から本予約にするため。

性格検査に関してはパソコンやスマホからでも受験ができるため、テストセンターでの受験前に済ませておきましょう。

スマホの場合は最新のOSにアップデートをしておいて、正しく表示されるようにしておくことをおすすめします。

④能力検査をテストセンターで受験する

いよいよ、能力検査をテストセンターで受験していく段階です。

事前に予約を行った会場・日時を確認し、テストセンター会場に行って受験を行います。

会場によってはビルの中にあり、会場までの経路がわかりにくいこともあるため、受付で聞きましょう。

慌てることなく、予約した時間の15分ほど前までに到着するぐらいの余裕が必要です。

テストセンターで受験する際の注意点3つ

ここからは、実際にテストセンターで受験する場合の注意点を3つご紹介していきます。

  1. 受験案内が届いたら素早く予約
  2. 持ち物を確認
  3. 性格検査を先に受けること

初めて受験をする時は緊張をすることもあるので、事前に確認しておきましょう。

①受験案内が届いたら素早く予約

1つ目は、テストセンターの受験案内が届いたら素早く予約を済ませることです。

就活シーズンは企業も学生も一気に動くため、採用活動が集中する時期は予約が取りにくくなります。

テストセンターの受験案内が届き、提出期限が決まっていた場合、1日でも早く予約を行い、もう1度受け直す余裕があるぐらいがちょうどいいでしょう。

受験費用は無料で、服装も自由なので既にSPI対策を行っている人は、大学の授業終わりなどに受験するのも1つの手です。

②持ち物を確認

2つ目は、テストセンターに持っていく持ち物を確認しておくことです。

持ち物に関しては後ほどご紹介しますが、リアル会場では筆記用具やメモ用紙は会場で用意されているので、本人確認書類と受験票さえあれば問題ありません。

ただ会場までの道すがらでSPIの勉強をしたい場合は参考書を持参し、ロッカーがある会場であれば参考書などを前もって預けた上で適性検査に挑みましょう。

③性格検査を先に受けること

3つ目は、適性検査を受ける前に性格検査を受けておくことです。

性格検査を受けないと適性検査の正式な予約が取れないため、必ず性格検査を受けなければなりません。

性格検査で注意したいのは、仮予約が決まった日から翌日の午前3時までが受験のタイミングである点です。

受験忘れは単に予約がキャンセルされるだけですが、予約が埋まりやすいタイミングだったらもう1度取り直さなければならないので、こちらも素早く受けておきましょう。

テストセンターで受験する際の主な持ち物4つ

リアル会場・オンライン会場、それぞれで受験する際の持ち物が4つあります。

  1. 本人確認書類
  2. 【リアル会場】受験票
  3. 【オンライン】筆記具
  4. 【オンライン】メモ帳

では、テストセンターで受験する際の主な持ち物について解説をしていきますね。

①本人確認書類

リアル会場・オンライン会場それぞれに共通する持ち物に、本人確認書類があります。

この場合の本人確認書類は、顔写真付きのものでないといけません。

学生であれば顔写真付きの学生証がありますが、他には運転免許証やマイナンバーカードもあります。

受験を行う前に監督者に対して本人確認書類を示してから受験の準備を進めていきます。

②【リアル会場】受験票

リアル会場で必要とされる持ち物として受験票があります。

パソコンで予約した場合は受験場をプリントアウトできるので、それを持参しましょう。

一方、スマホでの予約の場合、受験票の印刷ができない場合があります。その場合は以下の情報を、A4サイズの紙に記載します。

  • テストセンターのID
  • カタカナの氏名
  • 検査名
  • 会場名
  • 日程
  • ターム

これら以外の情報は一切記入せず、リアル会場に持参しましょう。

③【オンライン】筆記具

オンライン会場での持ち物として筆記具があります。

リアル会場では事前に筆記具とメモ用紙が用意されていますが、オンライン会場は自前で用意することになるので注意しましょう。

不正防止のため、監督者に筆記具などをチェックしてもらい、条件を満たしたものだけ持ち込んで使えます。

④【オンライン】メモ帳

オンライン会場ではメモ用紙も持ち込むことができます。

リアル会場ではA4用紙2枚が与えられ、裏表に書きすぎ、もう1枚メモ用紙を求めても補充が認められません。

このため、オンライン会場の場合、最初から白紙のA4用紙2枚までしか持ち込めないことになっています。

試験が始まれば離席などは許されないので、前もって準備を済ませましょう。

テストセンターで受験する人は早めに予約を済ませよう

テストセンターを初めて利用する場合、素早く仮予約を済ませて性格検査を受けることを心がけましょう。仮予約だけだと性格検査を受け忘れてキャンセルになってしまうからです。

また、できればリアル会場で受け、緊張感のある中で受験することをおすすめします。

不正をすれば、企業側に連絡が入るため、不正は絶対にやめましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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