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テストセンターの結果は使い回せる!合否の出るタイミングも解説

テストセンターでの結果は使いまわせるのか、合否はいつ出るのか疑問に思う就活生は多いです。そこで、本記事では結果を使いまわす方法や合否の出るタイミング、点数をよくするための対策などについて解説しました。

テストセンターの結果を使いまわしたい方は、ぜひ参考にしてください。

テストセンターの合否が出るのは約2週間後!点数を推測する方法も解説

テストセンターの得点を基に企業が合否を出すのは、約2週間後です。つまり、受験した後すぐに合否が出るわけではありません。

しかし、点数を推測する方法はあります。合否が気になる方は、まず点数を予測してみましょう。

2週間前後を目途に合否の通知が来る

テストセンターの点数を基にした合否の通知は、2週間前後で来ます。しかし、受験者数が多い人気企業では合否の通知に時間がかかることがあるため、注意してください。合否の通知が来なくとも、落選したと焦らず他の企業の選考に取り組みましょう。

ただし、合否判定が早い企業であれば、受験後3日ほどで合否通知を出します。企業によって合否の通知が来るタイミングは全く別です。

受験者が採点結果を知ることはできない

残念ながら、受験者はテストセンターの採点結果を知ることはできません。企業には採点結果が報告されますが、志望者側が結果を聞くのは非常識とされるため、やはり知ることはできないと思っておきましょう。

ただし、問題の難しさから正答率を推測することはできます。以下では、正答率を推測する方法について詳しく解説しました。得点を知りたい方や正答率を推測したい方はぜひ参考にしてください。

問題の難易度から正答率を推測できる

実は、テストセンターで出題される問題の難易度から正答率を推測できます。

テストセンター試験の仕組みとして、問題に正解する度に以降の問題の解きにくさが上がるのです。

つまり、後半に出題される問題が難しいほど、これまでの正答率が高いと推測できます。点数を予測するなら、出題された問題の難しさに注意しましょう。以下では、難しい問題について解説します。

正答すれば正答するほど難易度が上がっていく

テストセンターで問題に正答すれば正答するほど、以降の問題の解きにくさが上がります。具体的に難しい問題は、以下の通りです。言語分野と非言語分野で間違いやすい問題をそれぞれ解説します。

①言語分野なら「長文問題」

語彙・文章読解などが出題される言語分野での解きにくい問題は、「長文問題」です。「語句の意味」や「四字熟語」などの暗記問題に正解し続けると、「長文問題」が出題されるようになります。

「長文問題」は、センター試験(共通テスト)の現代文を解く要領で取り組みましょう。「長文問題」が出題された時点である程度高得点を取っていることは確定しているため、正解が分からない時はすぐに次の問題に進むべきです。

②非言語分野なら「推論」

計算・推論・確率的思考などが出題される非言語分野で正解しにくい問題と言えば、「推論」です。

推論でよく出題されるのは、正誤判定の文章問題や与えられた条件から対戦成績を読み取る問題などですね。また、割合・整数・平均・位置関係・順序などを推論する問題なども頻出です。

「推論」を解くためには、問題文を正しく読み取る読解能力や数学的センスが求められます。しかし、対策さえすれば数学が苦手な方でも「推論」を解くことは可能です。

SPI試験の採点基準を解説

SPI試験の結果は点数ではなく偏差値で出ます。偏差値として出しやすくするために、解答によってリアルタイムで問題の解きやすさが変わるようになっているのです。

SPI試験の偏差値は7つの段階に分けられており、平均的な段階は5となっています。SPI試験偏差値が平均以上である6以上の段階であれば、人気企業の選考でも落とされにくくなるでしょう。人気企業が第一志望なら、偏差値は6以上を目指ししてください。

また、SPI試験で偏差値6以上になるためには、7〜8割の正答率を狙うべきです。具体的には言語分野で「長文問題」、非言語分野で「推論」が出題されれば、7〜8割の正答率が期待できます。さらに正答できれば、偏差値6以上も夢ではありません。

テストセンターで受けたSPIは結果が使いまわせる

テストセンターで受けたSPIは、結果を使いまわすことができます。SPIの再利用は、「何度も受験したくない」「時間を有効に使いたい」という方におすすめです。以下では、前回のSPI結果の有効活用方法について解説します。

テストセンターは直近の結果を複数の企業に送れる

テストセンターは、受験者の直近のSPI結果を複数の企業に送ることが可能です。企業がテストセンターでSPIの受験を指定している場合かつ、直近のSPI結果に自信がある場合はSPI結果の使いまわしを検討しましょう。

ただし、企業がテストセンターでのSPI受験を指定していない場合は結果を再利用できません。直近の結果を再利用する前に、まずは志望企業のSPI受験形式がテストセンター指定であるかどうかに注意してください。

webテスティングの結果は使いまわせない

テストセンターと違って、webテスティングの結果は使いまわせません。また、webテスティングを受験できる回数は1度だけなため、事前の対策は必須です。

近年は、webテスティング実施企業も増えています。志望企業がwebテスティングを実施しているなら、結果が使いまわせないことを前提として対策しましょう。

テストセンターの結果を使いまわすときの3つの注意点

テストセンターの結果を再利用するときは、以下3つの点に注意してください。

  • テスト結果の有効期限を確認する
  • 最新の受験結果しか使いまわせない
  • 高得点が確信できたものを使いまわす

以下では、それぞれの注意点について詳しく解説します。

①テスト結果の有効期限を確認する

テストセンターの結果を再び利用する前に、まずはテスト結果の有効期限を確認しましょう。実はテスト結果有効期限は最後に受検してから1年間です。つまり、直近1年以内の結果でないと使いまわしはできません。

受検の予約画面に前回結果送信の案内がない場合には、最後に受検してから1年間以上経過していると判断できます。この場合は再受験しましょう。

②最新の受験結果しか使いまわせない

テストセンターの結果を再利用するときの2つめの注意点は、最新の受験結果しか使いまわせないことです。受検の予約画面には前回結果送信の案内のみが表示され、最新以外の結果を送信したり、選択したりすることはできません

最新以外の受験結果に自信があったとしても、それを再び活用することは不可能です。最新の受験結果が過去最高得点だと確信ができるまで、何度も受験しましょう。

③高得点が確信できたものを使いまわす

テストセンターの結果を使いまわすときの3つめの注意点は、高得点が確信できた受験結果を利用することです。高得点でない受験結果を再び活用しても、選考で落選する可能性が高まります。

特に有名企業の選考ではライバルが高得点の結果を出していることが多いため、高得点でない結果は落選の原因になるでしょう。低い点数のせいで落選したくないなら、高得点が確信できたもの以外は再利用すべきではありません。

テストセンターでの結果をよくするための3つの対策

テストセンターでの結果をよくするための3つの対策は、以下の通りです。

  1. 時間を測りながら練習問題を解く
  2. 苦手分野を中心的に練習する
  3. 1冊の対策本をひたすら解く

テストセンターでの結果をよくしたい方は、ぜひ全ての対策に取り組んでください。

①時間を測りながら練習問題を解く

1つめの対策は、時間を測りながら練習問題を解くことです。本番では1問ずつ制限時間があるため、練習問題を解く時も本番にならって制限時間を設けなければなりません。

また、本番で1問あたりに割ける時間は短くて1分程度、長くても2、3分程度です。1分程度で問題が解けるようになるまで、ストップウォッチで時間を計りながら練習問題に取り組みましょう。

②苦手分野を中心的に練習する

2つめの対策は、苦手分野を中心的に練習することです。苦手分野は伸びしろがあり、対策するほど点数が上がります。効率的に点数を上げたい方には、苦手分野中心の練習がおすすめです。

また、出題分野は限られているため、毎回必ず苦手分野と出会います。つまり、苦手分野がある限り高得点は狙えないのです。苦手分野の対策は難しいため、時間に余裕のあるうちから取り組むようにしてください。

③1冊の対策本をひたすら解く

3つめの対策は、1冊の対策本をひたすら解くことです。何冊もの対策本を解くよりも、1冊の対策本を完璧に仕上げた方が本番で高得点を狙えます。なぜなら、1冊の対策本をまんべんなく解けば全分野の問題を解くことになるからです。

ただし、推論問題は複数の対策本で解くことをおすすめします。推論問題は解けば解くほど、解き方を覚えることができるからです。

高得点のテストセンター結果を使いまわして就活に役立てよう

就活の要であるESの仕上げや面接対策、企業研究などに時間を使うためにも、テストセンター結果は使いまわしましょう。

高得点であれば、選考で落とされる心配もありません。ぜひ高得点が確信できた受験結果を使いまわして、第一志望への合格に役立ててください。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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