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2024年卒の就活の現状は?近年の変化と共に解説!

24卒の皆さん!

12月に入り、説明会やインターンシップの開催も増えており、そろそろ本格的に就職活動を意識してきたのではないでしょうか。

自分の理想の姿を実現するために、色々な説明会やインターンシップに参加している人もいると思います。

一方で、「一応、就活は始めているけれど、不安すぎる」

「皆夏の間にインターンシップに参加していたけど、私は1社も参加してない。どうしよう…」

というように、周囲と自分を比べて焦りを感じている人も多いのではないでしょうか。

私自身も、何が正解か分からないし、就職できるのか不安しかありません…

近年、就活の形式が大きく変化していたり、早期化していると言われています。24卒の就活においては実際どうなのでしょうか?

そこで、今回は現在の就活市場と具体的な変化についてご紹介したいと思います。

この記事で、現在の就活のスタイルや状況について知ることで、少しでも皆さんの不安や焦りが解消されたら嬉しいです。

近年の就活市場について

新型コロナウイルスの影響により、様々な企業が倒産や採用活動を縮小、停止した2020年。

さらに、最近は円安が進んでいることもあり、景気の悪化が叫ばれていますが、2024年卒における就活市場はどうなのでしょうか。ここ数年の求人倍率の推移から動向を見てみましょう。

リクルートワークス研究所が2023年3月卒業予定の大学生・大学院生対象に実施した「第39回 ワークス大卒求人倍率調査(2023年卒)」によると、2023年卒の大卒求人倍率は1.58倍と、2022年卒の1.50倍より0.08ポイント上昇したという結果がでています。

この求人倍率1.58倍という数値は、簡単に言うと求職者1人あたりに1.5件程の求人がある売り手市場ということです。

このように、コロナウイルスの影響による求人倍率の低下は回復傾向にあり、2023年と同様に、2024年卒においても求人倍率は上昇すると見込まれています。求人倍率を見たことで、近年の就活市場が売り手市場であることがお分かりいただけたのではないかと思います。

本当に早期化しているの?

近年、就活は早期化していると言われています。ここからは、就活が早期化しているのかについて、就活解禁日や選考面の変化からお伝えしていきたいと思います。

政府が「3月1日以降に広報活動(会社説明会受付など)開始、6月1日以降に面接などの採用選考活動開始」としており、就活解禁日は3月1日のままで、24卒の就活スケジュールとしては前年と大きな変化はないといわれています。

しかしながら、株式会社マイナビが発表した「マイナビ2023年卒 企業新卒採用予定調査」によると、5月までに「内々定出し」を開始すると回答した企業は、2018年卒において全体の5割ほどであったのが2023年卒では全体の7割以上になっています。

緩やかではありますが、「内々定出し」開始時期は早まっており、就活が早期化していることが分かります。

私自身も、夏のインターンシップに参加した企業から早期選考の案内が11月ぐらいから届き始めたため、動きの早さを感じています。

このように、就活が徐々に早期化しているため、より効率的に自社にあう人材を早く確保しようと独自の選考日程や選考方法を設けて採用活動を進める会社や増えているため、注意が必要です。

そのような選考面での変化として、「エントリーシートの多様化」「通年採用の導入」の2つについて紹介します。

エントリーシートの多様化

近年、エントリーシートの形が変わってきています。例えば、自己PRを動画によって募集する企業や、一般的な履歴書とは異なり、独自のエントリーシートを作成している企業が増えてきています。

一般的な履歴書では、志望動機や自己PR、経歴など項目が決まっているため、書ける内容は限られています。そのような中で、自分自身を精一杯表現することは難しいですし、企業側も何千人もの学生一人一人がどんな人なのか履歴書のみで理解することは大変です。

特に、動画ESは一般的な履歴書と異なり自由度が高いため、学生の熱意や雰囲気などを伝えることができます。例えば、動画に字幕を入れて英語で自己PRをしたり、部活動のユニフォームを着て動画を撮るなど…

企業はその学生がどのような人なのか、自社にあう人間なのかを動画選考によって理解しようとしているため、自分の人間性や人柄を動画内で分かりやすく表現することが大切です!

もし皆さんが動画選考などに挑戦する機会があれば、自分らしさを最大限表現してくださいね!

通年採用の導入

通年採用とは、企業が年間を通して、自社のタイミングで「随時」行う新卒・中途の採用活動のことを指します。

日本だと一定期間のみ採用活動を行うことが一般的であるため、あまり馴染みがないと思いますが、欧米では通年採用が一般的なのです!!

一斉に採用活動がスタートする状況では、大手企業に学生が集まりやすくなります。そのため、いつでも採用できる体制をとることで、出会える学生を増やし、効率的に優秀な人材を確保できるように、通年採用を行う会社が増えているのです。

また、学生側にとっても、いつでも選考を受けられることで早く内定をもらうことができたり、ゆとりを持って就活に取り組めるなどのメリットがあるので、気になる方は調べてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

選考面が変化し、就活が少しずつ早期化していることが分かったのではないかと思います。しかし、採用活動を終了する時期は企業によって異なりますし、内定をもらえるスピードは、志望業界や職種によっても全く違います。

もちろん、早くから就活に取り組むことは大切だと思いますが、焦らずに自分のペースでこつこつと準備を行っていけば必ず良いご縁に恵まれるはずです!

就活は精神的に不安定になるため、早く内定をもらって残りの大学生活を満喫したいという人が多いと思います。

私もそう思っていましたが、「たとえ内定をもらっても社会人生活に対する不安はある」という先輩方の声をよく耳にします。

後悔のない選択をして、納得のいく社会人生活を迎えられるように焦らず自分のペースで就活していきましょう!

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rina

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rina

#福岡県出身 #大学生 #24卒 #ビジネス領域専攻 #韓国語勉強中 #韓国ドラマ #コスメ #旅行好き

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