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【例文10選】エントリーシートの自己PR欄で強みをアピールする方法を解説

エントリーシート(ES)では自己PR欄が設けられていることが多いです。「ESの自己PRって何を書けばいいの?」「自己PRとガクチカは何が違うの?」と思っている学生は少なくないでしょう。

就活の選考ではエントリーシートも重視されるため、自己PRも気が抜けません。面接でも、ESを質問の参考にする企業がほとんどです。

エントリーシートの魅力的で伝わりやすい自己PRの書き方やポイントを理解するのが、就活をうまく進めるためのカギと言えるでしょう。

本記事では、エントリーシートの自己PRの書き方や例文、企業にみられているポイントを紹介します。エントリーシートの自己PRで悩んでいる就活生はぜひ参考にしてみてくださいね。

久保

キャリアアドバイザー 久保

大手営業会社で営業マネージャーを経験後、株式会社C-mindに入社し、キャリアアドバイザーとして活躍。転職やキャリアアップなどの経験から、内定後のことも考えたアドバイスを行う。

エントリーシートの自己PR欄で見られる4つのポイント

企業がエントリーシートの自己PRで何を見ているのか分からないまま作成すると、的外れなアピールをしてしまうことも。

採用担当者が「この学生と会って話を聞きたい」と思えるような自己PRを書くためには、自己PRでの評価ポイントを理解しておく必要があります。

ここでは、企業がエントリーシートの自己PR欄で見ているポイントを以下の4つに整理して解説しますよ。

  1. 文章力・表現力があるか
  2. 企業にマッチする強みがあるか
  3. 将来性や企業での活躍イメージが持てるか
  4. オリジナリティがあるか

①文章力・表現力があるか

企業は、学生がアピールポイントを説得力のある文章にまとめられているかを見ています。

簡潔でわかりやすい自己PRにすることで、文章力や表現力を採用担当にアピールできるのです。

自分の考えや意見を分かりやすく伝える力は、社会人には必須となってきます。

まずはエントリーシートの基本的なルールを把握して、違和感のない文章を目指していきましょう。

ESの基本ルール

・指定文字数の9割以上は書く
・指定文字数は超えない
・企業のことは「貴社」と表現する
・尊敬語・謙譲語の使い分けに気を配る

ガクチカと自己PRの内容が似ていても、エントリーシート全体に一貫性があれば大丈夫です!

②企業にマッチする強みがあるか

また、学生の強みや資格やスキル、価値観などが企業の求める人物像にマッチしているかも重要なポイントです。

企業は学生とのマッチ度を非常に重要視しています。その企業で活躍できそうな強みがあるだけでも好印象になりますよ。

大手企業や人気の企業には、たくさんの就活生がエントリーシートを送っています。全員と面接をするわけにもいかないため、ある程度エントリーシートで絞る必要があるのです。

書類選考を突破するためにも、企業研究を進めて、志望企業が学生にどんな力や長所を求めているのかをはっきりさせておきましょう。

③将来性や企業での活躍イメージが持てるか

企業は、エントリーシートの自己PRで、学生の強みを見ているだけではなく、入社後にどんな活躍をしたいかも見ています

なぜなら、自己PRでは、学生が過去に直面した課題に対する向き合い方や物事の価値観が投影されており、学生時代の行動から就活生の人物像が分かるからです。

そのため、過去の経験から何を感じて学び、どうアプローチしたのかを明確にし、強みは今後どう仕事に活かせるのかを伝える良いですよ。

自己PRのエピソードと入社後のビジョンが深く関連付けられ、説得力のある文章にできます。

④オリジナリティがあるか

ESに書く自己PRには、採用担当が「オッ」と思うようなオリジナリティもあるとなお良いです。

なぜなら、企業には多くの就活生から何枚ものエントリーシートが送られるため、他の就活生との差別化がなされていると採用担当者の目にとまりやすいからです。

大手や人気企業となれば、何千枚もの数になることも。何人もの就活生の自己PRを見てきた採用担当者にとって、定型文のような自己PRはすぐに見抜かれてしまいます

自分なりの意見やエピソードを交えた、オリジナリティのある自己PRを目指しましょう!

【5STEP!】エントリーシートの自己PRの書き方解説

自己PRをどう書けばいいのかわからない学生も多いでしょう。ここでは、自己PRの作成手順をステップごとに解説します。

何を自己PRに書けばよいのか悩んでいる就活生は、この方法を参考にしてみてくださいね。

  1. 【企業研究】企業が就活生に何を求めているのかを把握する
  2. 自分の長所をひたすら書き出す
  3. 長所を特徴別に分ける
  4. 企業の求める力をピックアップ
  5. 自己PRの構成に合わせて書く

①【企業研究】企業が就活生に何を求めているのかを把握する

エントリーシートを書く際に欠かせないのが業界・企業研究ですよね。もちろん、自己PRを作る際にも企業研究は必須です。

自己PRでは、ただ自分の強みやアピールポイントを書くだけではいけません。採用担当者は、自社が求めている人物像と異なる人よりも、マッチ度の高い人を採用したいと考えています。

そのため、企業研究を徹底し、志望企業が求める人物像と合う自分の強みは何かを明確にする必要があるのです。

②自分の長所をひたすら書き出す

自分の長所をひたすら書き出して、自己PRに書く材料をそろえましょう。多く書き出せば書き出すほど、後でどの長所・強みが志望企業とよりマッチしたものかが判別できるのでおすすめですよ。

細かいものでもいいので、「客観的にみると長所ではないかもしれない」と思っても書き出すことが大事です。

自分1人だと難しい場合は、他己分析を利用しましょう。他己分析とは、友人や家族にあなたの紹介をしてもらうこと。客観的な意見がもらえるのでおすすめですよ。

③長所を特徴別に分ける

書き出した長所を特徴別に分類してみましょう。分類することで、どの長所がどうアピールに役立つかが一目でわかりますよ

以下の3つの特徴ごとに分けましょう。

  • 自分自身のみの力
  • コミュニケーションが関係する力
  • 課題を解決するための力

「自分自身のみの力」では、忍耐力や継続力、集中力などが挙げられ、「コミュニケーションが関係する力」では、協調性やチームワーク、プレゼンテーション能力など。「課題を解決するための力」では、論理的思考力や計画力などが挙げられますね。

以下の画像を活用して、特徴別に分類してみてくださいね

④企業の求める力をピックアップ

特徴別に長所を分けられたら、企業研究の内容をもとに、求められる力をピックアップしましょう。

お客さんと会社のつながりを重視する企業の場合は、コミュニケーション能力の長所から、製品の作成などに携わる企業の場合は、計画性などの課題に関する長所から、というように選びます。

企業の求めている力を知りたい場合は、まずは志望企業のホームページにいき、経営理念や事業の内容を見ましょう

たとえば、理念に「年齢にかかわらず、誰にでも挑戦する機会を」と書かれていたら、「チャレンジ精神や実力主義を大事にしているのだな」とわかりますよね。

⑤自己PRの構成に合わせて書く

エントリーシートを読む相手は、これまでの自分をまったく知らない採用担当者です。採用担当者に自分のことを伝えるためには、分かりやすく書かなければいけません。

伝わる文章にするため、以下の構成で書くと良いですよ。

エントリーシートは基本的に、結論ファーストで書きましょう。結論となる最初の部分には、自分の長所や強みは何かを書き、これから何についての話がされるのかを相手が分かるようにします。

結論が書けたら、説得力を持たせられるような関連するエピソードを書きましょう。自分の意見や信念などをエピソードに織り交ぜ、オリジナリティを出してくださいね。

また、企業での活躍イメージも書くと、入社後の姿を意識した姿勢をアピールできるのでおすすめです。強みや長所を活かした話にすると良いでしょう。

【1人じゃ難しい人へ!】自己PR作成はGPT活用ツールを使おう

以上で紹介した5つのステップをやってみても、なかなかうまく組み立てられないこともありますよね。

また、書き始めてみてなんとか文章にしてみても、「何か違和感がある…」と悩んでしまったり、何度も書き直しているうちにだんだん分からなくなってしまったりもするでしょう。

そこでカリクルでは、簡単に自己PRが作成できるGPT活用ツールを作成しました!このツールを使えば、文章の構成や自分の強みごとに合った自己PRが簡単に作成できますよ。

「強みは分かったけどどう書き始めればいいのか分からない」という人も、GPT活用ツールを使って、強みをどうアピールポイントとして書けばいいのか、イメージを掴んでみましょう。

各質問への簡単な回答を入力していくだけで、自動的にGPTへの命令文が作れるようになっています。自己PRの作成に行き詰っている人や、気になった人は下のボタンから受け取ってみてくださいね!

\ ガクチカの作成にも! /

【能力別】エントリーシートで使える!自己PR例文10選

自己PRの材料や構成を確認した後は、実際にそれぞれのアピールポイントに応じた例文を見ていきましょう

先ほど紹介した自己PRの構成や具体的なエピソードを交えた例文になっているので、自分なりのエピソードに落とし込めるか考えながら確認してみてくださいね。

  1. 責任感
  2. 向上心
  3. コミュニケーション能力
  4. 主体性
  5. 継続力
  6. 柔軟性
  7. 課題解決能力
  8. 行動力
  9. 挑戦する力
  10. 真面目さ

①責任感

「責任感」の例文

私の強みは、責任感を持って物事に取り組めることです。

私は大学時代、学生団体のメンバーとして、イベントの責任者を務めました。その中のある重要なイベントの準備中、チームのメンバーの一部が予定通りの作業を行わず、スケジュールが大幅に遅れました。

私は問題の解決に向け、まずメンバーとの面談をしたところ、進捗確認を行わずに思い思いに作業を進めていたことが原因でした。そこで、改善案として週に一度の進捗確認を行い、それでも遅れが出てしまう部分は自ら率先して作業を引き受けました。

この行動により、チーム全体が協力してスケジュールを取り戻し、イベントは成功。その後、メンバー間の信頼関係も深まりました。

貴社に入社後も、チームの一員として確実に成果を上げることにつながると思います。チーム全体で責任感を持ちながら、目標達成に向けて効果的に行動し、結果に貢献していきたいです。

他のメンバーや団体全体のことにも、当事者意識を感じて率先して行動できる「責任感」の強みをよく伝えられていますね。
具体的な解決方法としてメンバーとの面談を挙げ、実際に成功へと導けたことに説得力がつきます。イベントの集客はどれくらいだったのかなどの数字を入れると、さらにエピソードの信ぴょう性が上がるのでおすすめです。

②向上心

「向上心」の例文

私の強みは、向上心をもって行動できることです。

大学の授業で難しい科目に直面し、初めは理解が難しく、成績も振るわなかったことがありました。

その課題に対し、語学の授業については毎日必ず30個を単語チェッカーを使ってこなし、文学系の授業では授業で紹介された学者の文献や論文を1日1つ読み、必ず感想と理解できなかった部分を書きとり教授に質問しに行きました。

この行動の結果、徐々に理解が進み、成績も向上しました。さらに、同じ課題に直面した仲間たちにも助言やサポートを提供することができました。

貴社においても、私の向上心を活かして新しい知識やスキルを積極的に学び、チームの発展に貢献したいと考えています。

自分から進んで成長しようとする姿勢が十分に伝わりますね。理解度や成績向上のための、具体的な対処法を紹介することで、入社後のスキル修得への姿勢とリンクできるため今後のビジョンに活用できています。また、自分の成長のほかに他人への影響も紹介しているのがポイントです。

③コミュニケーション能力

「コミュニケーション能力」の例文

私の強みは、コミュニケーションによって周囲に影響力を及ぼせられることです。

私は大学で音楽系のサークルに入っていたのですが、ある演奏会の準備段階でトラブルが起きました。スケジュールが被っていたり、クオリティに自信がなかったりして本番に出られないと言い出すメンバーが数名現れたのです。

課題解決のため、パートリーダーや役職のメンバーとの定期的なミーティングを設け、演奏会に向けたスケジュールを誰でも確認できるシートを作成しました。

また、メンバーとの面談で、「初心者でも演奏しやすい練習にしてほしい」という意見があったため、自主練の時間を増やしたり、後輩2人につき先輩1人がつくメンター制度を導入したりしました。

これらの行動により、メンバー間の信頼関係が深まり、クオリティの向上や情報共有の徹底が実現しました。貴社のようなチームワークが重要視される企業でも、メンバー間の意見調整や円滑なコミュニケーションを促進し、チームの目標達成に貢献したいと考えています。

コミュニケーションを図ることで何がどう改善されたのかがわかりやすくまとめられていますね。志望業界・企業が他社との関わりを重視するものであれば、コミュニケーション能力をアピールポイントとして紹介するといいでしょう。

④主体性

「主体性」の例文

私の強みは、チームワークを重視し主体的に物事に取り組むことです。

大学でのサークル活動ではイベントの企画や進行を行なっているのですが、メンバーのコミット率が低く、一部に負担が偏っている状態でした。

当時、サークルと民間企業とのコラボイベントを企画しており、来年度も開催するかは集客数次第となっていたため、メンバーが一丸となってイベントを成功させる必要がありました。

そこで、チームの方向性を提案しメンバーとの協議を行なったり、タスクの分担やスケジュール管理を行うことで、チームの進行を促進しました。

その結果イベントは順調に進み、当初は100人程度だった申込者から、500人以上の集客を達成しました。また、メンバー間の信頼関係も深まり、次のイベントに向けて向上心を持って取り組むメンバーが増えたのです。

この経験を活かして、入社後はプロジェクトの推進やチームのリーダーを担い、業務に貢献したいです。

申し込み人数や集客の人数など、具体的な数字を用いてエピソードを紹介しているため、説得力のある話になっています。培った主体性を活かして、入社後も上昇志向で熱意をもって取り組みたい姿勢が伝わるような自己PRですね。

⑤継続力

「継続力」の例文

私の強みは、途中で投げ出さず最後までやり抜く継続力があることです。

大学での研究プロジェクトにおいて、長期間にわたって取り組み、目標達成に向けて粘り強く努力したことが挙げられます。

研究プロジェクトでは、実験の予想外の結果や技術的な困難に直面し、挫折感を味わうことがありました。

しかし、困難に直面しても諦めず、同じ課題に取り組み続けました。文献を10冊以上読み比べて新たなアプローチを試みたり、専門家や先輩の助言を求めたりしました。

継続した努力の結果、予想外の困難を乗り越え、研究の目標を達成し、その過程で得た知識や経験は、その後の研究やプロジェクトにも活かされました。

私の継続力は、貴社においても、長期的なプロジェクトや目標に向けて粘り強く取り組み、成果を上げることに貢献できると考えています。

困難に直面しても途中で投げ出さず、研究をやり抜いたことが伝わる自己PRですね。専門家や先輩の助言から感じたことや、新たなアプローチについての質問が予想されるため、面接で聞かれても対応できるよう深掘りしておくと良いでしょう。

⑥柔軟性

「柔軟性」の例文

私の強みは、何事にも臨機応変に対応できることです。

大学時代、留学先でのアルバイトにおいて、予期せぬ状況に柔軟に対応する経験を積みました。

留学先でのアルバイトでは、言葉や文化の違いによるコミュニケーションの困難や、新しい環境に適応することが課題でした。

課題を克服するため、異文化理解を深めるために地元の人々と積極的に交流し、新しい環境に柔軟に対応することを心がけました。アルバイトの際に言語の壁を感じた際には、自分の知っている単語の中で伝える努力をするだけでなく、ジェスチャーを使ったり、紙に絵を描いたりして対応しました。

柔軟な対応とコミュニケーション努力の結果、留学生活を有意義に過ごし、新しい文化や環境にも馴染むことができました。

私の柔軟性は、変化の激しい現代の環境で、様々な課題に対応し、チームの成果や顧客の満足度に貢献することができると確信しています。

ジェスチャーや絵など、言葉以外のアプローチで課題を乗り越えているのが分かりますね。工夫した結果、お客さんや店長からどのような声を貰ったのかという、第3者の評価を取り入れるとさらに良い自己PRになりますよ。

⑦課題解決能力

「課題解決能力」の例文

私の強みは、課題の原因を分析し、改善や解決に向けて行動できることです。

私は大学時代に福祉施設でのボランティアを経験したのですが、最初は施設の利用者ときちんとコミュニケーションが取れず、一人一人に合った対応ができずにいました。

私は、利用者とのコミュニケーションを深めるために、定期的に利用者との対話ができる「お話し会」を設置しました。お話し会での利用者の声に耳を傾け、彼らのニーズや要望を具体的に把握するのに注力したのです。さらに、施設内の問題点をみつけ、改善策を提案するために、スタッフの方とも何度も意見交換を重ねました。

私たちの取り組みにより、利用者との信頼関係が築かれ、支援活動の効果が向上しました。また、施設内の問題点に対する改善策が実施され、利用者の生活環境が改善し、感謝の声を頂いたのが嬉しかったです。

貴社の業務においても、利害関係者とのコミュニケーションを円滑にし、課題を解決するためのリーダーシップを発揮し、課題解決能力を社会貢献に活かしたいと考えています。

直面した問題は何が原因で生じているのか、解決・改善するにはどんな工夫を行なえばよいのかを、自分で考えて実行する力がアピールできています。スタッフとも協力して改善しようとする姿勢は、入社後のビジョンに活かせそうですね。

⑧行動力

「行動力」の例文

私の強みは、改善案や施策をすぐに行動に移せることです。大学時代、カフェでのアルバイト経験を通じて、様々な課題に直面し、積極的に解決策を模索しました。

忙しい時間帯のオーダー混雑やお客様からのクレームなど、日々様々な課題に直面したため、チームメンバーと協力して効果的な対策を打ち出すことにしたのです。

例えば、オーダー混雑時には、指示出しを徹底して仕事の分担を工夫し、迅速かつ正確なサービスを提供するよう努めました。また、クレームに対しては、マニュアルを店長と相談しながら作成し、丁寧な対応と問題解決のための積極的なアプローチを心がけました。

その結果、忙しい時間帯でもスムーズなサービスを提供し、お客さんから感謝の気持ちを頂くことが増えたのです。クレームにも迅速かつ適切に対応し、問題を解決できました。

入社後も、チームと協力して課題に積極的に取り組み、顧客満足度を向上させることで、企業の成長と発展に貢献できると考えています。

アルバイトのメンバーや店長との相談によって顧客満足度が向上したエピソードになっています。具体的な対策と、対策した結果を分かりやすく説明していますね。客観的な評価も一緒に書いているため、説得力も感じられます。

⑨挑戦する力

「挑戦する力」の例文

私の強みは、困難な状況でも諦めずにチャレンジすることです。

大学時代、起業チャレンジコンテストに参加し、新しいビジネスアイデアを立ち上げる中でその力を発揮しました。

ビジネスアイデアを考える際に、競合他社との差別化や市場需要の把握など、様々な課題に直面したことがあります。

私は、市場調査や顧客インタビューを通じて、現状のニーズや市場トレンドを的確に把握しました。また、チームメンバーとの協力や情報共有を通じて、アイデアを洗練させるための意見交換を積極的に行ったのです。

私たちのチームは、市場の隙間を見つけ出し、独自のビジネスモデルを作れたため、コンテストでは審査員から高い評価を受け、最終的には優勝できました。

私のチャレンジ精神は、新しいアイデアやビジネスモデルを生み出す際に活かされたと思います。貴社でも、常に新しい挑戦を追求しイノベーションを起こすことで、企業の成長や社会への貢献に貢献したいと考えています。

需要の把握や数多くの競合企業との差別化に苦しむ中で、独自の新しいビジネスモデルを見つけ出すチャレンジ精神についてのエピソードですね。困難な状況からまだ世にないものを作りだすまでの過程が具体的に書かれていて伝わりやすくなっています

⑩真面目さ

「真面目さ」の例文

私の強みは、何事にも真面目に取り組み一定以上のクオリティを目指して行動できることです。真面目さは私の性格の一部であり、これまでの経験や学業でその姿勢を発揮してきました。

たとえば、大学で複数の課題に同時に取り組まなければいけないときがあり、特に期末試験やレポートの締め切りが重なる時に、時間管理が難しい状況でした。

しかし、どの課題も疎かにしたくなかったため、時間を効率的に使うためのスケジュール管理を行いました。具体的には、予定を立てて各課題に割り当て、優先順位をつけることで、時間の使い方を最適化したのです。

真面目な努力の結果、期限に間に合わせることができ、成績を維持できました。また、しっかりと準備したことで試験やプロジェクトに自信を持って取り組めました。

真面目さを活かし、貴社に入社後は業務に真摯に取り組み、期待に応えたいと考えています。課題解決においても、責任感を持って努力し、チームの一員として成果に貢献したいです。

どの企業においても、繁忙期や年度末などはいくつもの業務が重なることがあります。真面目さの自己PRで、高い質を保って業務に取り組めることを印象づけられますね。実際の業務と関連したアピールにしましょう。

エントリーシートの自己PRにオリジナリティを加える方法2選

応募数が多く倍率の高い企業では、エントリーシートにオリジナリティがないと他の就活生との差別化ができません

しかし、どうすれば自分にしか書けないオリジナリティのある自己PRになるのか分からない人も多いでしょう。

ここでは、自己PRにオリジナリティを出す方法2選を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

  1. 志望企業の特徴に合わせてアピール法を変える
  2. 第三者の言葉や評価を盛り込む

①志望企業の特徴に合わせてアピール法を変える

1つ目は、業界や企業の特徴に合わせてアピールする強みを選ぶやり方です。仕事で実際に活かせるような強みであれば、採用担当者は「実際に会って話を聞いてみたい」と思ってくれるでしょう。

マッチ度の高い回答にするためにも、アピール法を選ぶことは重要なポイントと言えます。

例えば、ホテル業界を希望している場合は、個人的な成果よりもチームワークを駆使して困難を乗り越えた経験のほうが入社後の姿がイメージしやすいため、「コミュニケーションが関係する力」からアピールするようにしましょう。

逆に、コンサル業界などの場合は、チームワークよりも自分1人でどのように問題に対処したかのほうがイメージがしやすいため、「自分自身のみの力」と「課題を解決するための力」を掛け合わせたものをアピールすると良いですね。

②第三者の言葉や評価を盛り込む

2つ目は、説得力のある文章にするために第三者の言葉や評価を入れることです。

どんなにすごい強みを書いても、具体的なエピソードがないと説得力に欠けてしまうため、採用担当者を納得させられません。

友人や教師などから「あなたのおかげでイベント進行がうまくいった・トラブルが解決した」などと言われたというような、他人からの評価が盛り込まれていると説得力のある文章になりますよね。

例えば、以下の例文のように第三者からの言葉や評価、数字を使うと効果的な文章になります。

私の強みは、何事にも臨機応変に対応できることです。

~(中略)~

言葉だけでなく、ジェスチャーを使ったり絵を描いたりなどして非言語でのコミュニケーションを積極的に行った結果、お客様から「言葉が分からなくても、身振り手振りなどで説明してくれてとてもわかりやすかった。」「業務上の機械的な対応ではなく、親身になって関わろうとしてくれて嬉しかった。利用して気持ちが良かった。」と声を頂き、お客様の満足度向上の力になれたのだと実感できました。

~(後略)~

エントリーシートの自己PR欄で強みをアピールしよう

エントリーシートの自己PR欄を効果的に活用すると、採用担当者に「この学生と会ってみたい」と思わせられます。

エントリーシートの基本的な書き方のルールを守って書くだけでなく、相手に分かりやすいように書いたり、他の就活生との差別化をはかるためにオリジナリティをだしたエピソードを交えたりするのが大切です。

本記事では、自己PRの書き方やポイントを解説しました。

エントリーシートの自己PR欄で悩んでいる就活生は、ぜひ本記事の内容を参考にしてより良い自己PRを作成してくださいね

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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