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就活解禁!後悔しない企業選びの鉄則

新卒の離職率は約3割!

せっかく大手企業に採用されても、数ヶ月で退職する人も珍しくありません。

退職する理由は「思っていたのと違う」「仕事についていけない」など、企業選びのミスマッチが関係しています。

実際に筆者の就活は、後悔だらけです。

労働環境が自分に合わなかったり、忙しくて気持ちが追いつけなかったり。「あのとき、あっちの企業を受けていたら、どうだったのだろう…」とタラレバの気持ちでいっぱいです。

そうならないために、今から就職活動をするみなさんには、ぜひ企業選びの軸をしっかりと定めておくことをおすすめします。

そもそも企業選びの軸とは?

就活 企業選び
就活 企業選び

企業選びの軸とは、企業を選ぶ上で重視した判断基準のことです。

数ある希望の中から、なぜその企業を選んだのかは人それぞれ。「企業のどこに魅力を感じたのか」しっかり軸を決めておくと企業選びに失敗しません。

例えば、学んできた専門性を活かせる、事業や市場の成長性、服装や働き方などの自由さなど、自身の中で大事にしたいことを定めておくと入社後のミスマッチを減らすことができます。

また就活中は、面接やESで企業選びの軸を聞かれるケースが多いので、「内定さえ取れればいい!」の考え方だけは絶対に止めましょう。

面接やESで企業選びの軸を聞かれる理由

就活 企業選び
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企業選びの軸は大手のみならず、最近は中小企業も面接やESで質問するケースが増えています。なぜ、どの企業も共通して質問するのか。

その理由は、「就活生はどんな人物なのか?」「どんな考え方か?」「即戦力になる人材か?」を見極めるためです。

その証拠に、リクルートの「就職白書」によると、企業が採用で重視する項目の72%が「企業への熱意」と回答しています。また、次いで70.7%が「今後の可能性」という結果が出ています。

つまり、企業は就活中の今だけではなく、就職後もミスマッチがなく定着できるかを企業選びの軸で確認しているのです。

企業選びの軸を聞かれたらどうする?

就活 企業選び
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企業選びの軸を面接やESで聞かれた時の回答例文は、さまざまなサイトで紹介されています。しかし、自分の考えと似たような例文を丸暗記するのは、一時しのぎに過ぎません!

例えば、「やりがいと成長できる環境」が企業選びの軸だった場合、どこにやりがい(魅力)を感じたのか、自分が成長できると思った理由など深堀りした質問をされるでしょう。

丸暗記した例文をそのまま答えてしまうと、突然の質問に四苦八苦することになりかねません。

筆者はアバウトに企業選びをしていたため、面接の質問に答えられなかったり入社後にギャップを感じたりと、苦い思いをしてきました。

企業選びの軸が曖昧だと、ただ興味があるだけで自己分析ができていない浅はかな考えと思われるため、より具体性のある回答を自分なりに考えておきましょう

企業選びの軸の決め方

企業選びの軸の決め方は、誰かに聞くものではありません!

決め方に迷ったときは、まず次の4つのポイントをチェックしましょう。

  • 自分のスキルを活かせる
  • 就職する企業が好き
  • 自分らしさを保てる
  • 安定性が高く働きやすい

企業選びの軸を定めるためには、自分を知ることや実際に企業に勤める人の声を聞くことも必要です。

自己分析

就活 企業選び
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就職後のミスマッチをなくすためには、自己分析が必要不可欠です。企業側も、能力を存分に発揮してくれる就活生を採用したいはず!

自己分析の方法はいくつかありますが、今すぐできる方法としておすすめなのが「過去の経験の洗い出し」です。

ノートとペンを用意して、小中高校・大学の中で思い出に残っていること、印象深い出来事を書き出しましょう。

そして、書き出した項目ひとつずつ「そのときの感情→なぜ?」をぶつけるのです。

  • なぜ上達できたのか
  • なぜモチベーションが続いたのか
  • なぜ力が発揮できたのか
  • なぜ失敗したのか

最低5回以上、深堀りしてなぜを追求することで、自分が興味を持っていることを見極められますよ。

自分の価値観

就職先を企業規模や職務内容だけで決めてしまうと、多くの人はモチベーションが低下し意欲をなくしてしまいます。まずは、自分の価値観を見極めましょう

  • 成長できる職場で働きたい
  • 将来、起業したい
  • 社会を動かしている実感を得たい
  • 海外に携わる仕事がしたい(海外転勤がしたい)

ざっくりと例にしてみましたが、初めはぼんやりとした決め方でいいのです。この考えを中心にマッチした企業を業界研究して、自己分析と照らし合わせると軸が見えてきます

この考えは、受験したい高校や大学の選び方とよく似ているなと筆者は思います。

例えば、中学入学と同時に進路希望を聞かれますが、「なにをやりたいのか」「どんな職業に就きたいのか」ってわかりませんよね。進路を決めるために、学校の情報や先輩の話などを聞いていくうちに、少しずつ入学したい高校が見えてきます。

企業選びも同じく、自分の価値観や業界研究をすることで、自分にマッチする企業が出てきますよ。

ネガティブ面も考慮

就活 企業選び
就活 企業選び

理想だけを追い求めて企業選びをすると、失敗する可能性が高いです。

筆者の友人も、理想と現実のギャップで新卒入社1年後に退職しました。どうやら「憧れ」を仕事に結びつけるのは難しいようですね。

失敗しないためにも、自己分析で過去の出来事の感情を洗い出したら、ネガティブな気持ちも同時に書き出しましょう

なにが嫌だったのか、苦手とする部分を明確にしておくことで、企業選びの軸をより鮮明にイメージできますよ。

インターンやOB/OG訪問をする

就活 企業選び
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より具体的な企業選びの軸を決めるために、会社のサイトや資料の情報だけではなく、インターン制度やOB/OG訪問をたくさんして実際に働く人の声を聞くことも大切です。

インターン制度を実施する企業の多くはIT関連ですが、最近はさまざまな業界で実施するケースが増えています。

資料やインターネットだけではわからない情報は人の意見を聞き、しっかりと軸を考えていきましょう。

まとめ

就活 企業選び
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「できれば、みんなが知っている大手企業に就職したい!」と願う就活生も多いでしょう。筆者も当時は同じ考えでした。

でも、企業規模が大きいほど求められることも多く、少しでも企業貢献するために努力をしなくてはいけません。

みなさんも企業選びをする際は、企業規模や表面的な情報だけに左右されず、自己分析や自分の価値観を見極めた上で選択をしていきましょう!

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スカイ

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